2010年5月31日月曜日

12年春 タイガースvsイーグルス 4回戦

5月16日(日)西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 4 0 0 0 3 2 2 12 タイガース 16勝6敗1分 0.727 西村幸生
0 0 0 0 0 0 0 0 1  1  イーグルス 5勝18敗   0.217 畑福俊英


勝利投手 西村幸生 5勝2敗
敗戦投手 畑福俊英 4勝11敗


二塁打 (タ)松木、門前、伊賀上、西村
三塁打 (タ)奈良 (イ)寺内


タイガース連日の圧勝


 タイガースは初回からこのところ大当たりのトップバッター松木謙治郎が右翼線二塁打で出塁、この回は無得点ながら2回、右前安打の伊賀上良平を門前真佐人が左中間二塁打で還して1点を先制。2回は二死から打線が爆発、山口政信が三遊間を破りレフトのエラーで二進、景浦将左前打で二死一三塁、伊賀上良平の左翼線二塁打で二者が還り3-0。奈良友夫が中前に弾き返して4-0。更に門前の中前打と西村幸生の遊ゴロエラーで1点追加してこの回4点、5-0とする。

 このままで終わらないのがタイガース打線の特徴、タイガースは7回、この回先頭の松木が投手内野安打で出塁、藤井勇との間でヒットエンドランを決めて無死一三塁、藤井が二盗、山口四球で無死満塁、景浦将の三ゴロの間に松木が還ってなお一死二三塁、伊賀上の二ゴロをセカンド野村実がバックホームするもこれが野選となり7-0。更に山口、伊賀上がダブルスチールを決めて8-0とする。8回は、西村左中間二塁打、皆川定之右前打、松木四球で無死満塁とし、藤井の中犠飛と山口の遊ゴロで2点を追加。9回も奈良のタイムリー三塁打と西村の中犠飛で2点を追加して12-0とする。

 イーグルスは9回裏に畑福俊英のタイムリー中前打で1点を返して何とか零封だけは免れるものの泥沼の5連敗。杉田屋守をサードに回して打線のてこ入れを図るも内野を固定できず、本日も不慣れなセカンドで野村実が野選を犯し、投手の古川正男を野村の後のセカンドに起用する状態。最終回の粘りに希望の光を見出すことができるか。

 西村幸生は余裕のピッチングで8安打3四球8三振の完投で5勝目をあげる。西村から8本の安打を奪ったのは寺内一隆、杉田屋守、太田健一、畑福俊英でそれぞれが2安打づつで1安打の打者はゼロという珍記録を樹立する。
 また、3回のイーグルスの攻撃で、畑福中堅左へのヒット、寺内一隆三前内野安打、金井清中飛の一死一二塁で三番中根之が打ち上げた投手頭上へのフライにインフィールドフライが宣告されたものの西村幸生がこれを落球、この間に畑福と寺内はそれぞれ三塁と二塁へ走った。中根の記録はピッチャーフライでアウト、西村には失策が記録され、二走畑福及び一走寺内はそれぞれ三塁・二塁への進塁が認められた。

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