0 0 5 0 0 0 0 4 0 9 巨人 35勝36敗1分 0.493 近藤貞雄 川崎徳次
0 0 4 0 0 0 0 0 X 4 阪急 35勝39敗2分 0.473 今西錬太郎 天保義夫
勝利投手 川崎徳次 14勝8敗
敗戦投手 今西錬太郎 15勝10敗
二塁打 (巨)川上、田中 (急)青田
三塁打 (巨)山川、千葉、小松原、武宮
勝利打点(巨)山川喜作 3
猛打賞 (巨)千葉茂 9、田中資昭 3
1イニング4三塁打
第18節3日目、この夏最後の地方遠征となる松本県営球場の第1試合は近藤貞雄と今西錬太郎の先発で午後1時2分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。
巨人は2回表、先頭の小松原博喜が二遊間に内野安打、平山菊二は三塁戦に内野安打、田中資昭も三前内野安打で無死満塁、武宮敏明の一ゴロが「3-2-3」と渡るホームゲッツーとなって二死二三塁、近藤は右飛に倒れて無得点。
2回まで両軍無得点であったが試合は3回に大きく動いた。
巨人は3回表、先頭の呉新亨が四球を選んで出塁、続く山川喜作は中越えにタイムリー三塁打を放ち1点を先制、千葉茂も右中間にタイムリー三塁打を放ち2-0、川上哲治は遊ゴロに倒れるが、小松原が左中間にタイムリー三塁打を放ち3-0、平山も中前タイムリーで続いて4-0、田中資昭の二ゴロで平山は二進、武宮敏明が中越えにタイムリー三塁打を放ち5-0とする。
巨人は1イニング4本の三塁打を記録、全て打点1のタイムリー三塁打であった。
阪急は3回裏、先頭の下社邦男が二遊間にヒット、荒木茂も左前打で続き、二死後上田が四球を選んで二死満塁、青田昇がセンター左奥に2点タイムリー二塁打を放ち2-5、二死二三塁となって野口明が右前に2点タイムリーを放ち4-5と1点差に追い上げる。
1点差に迫られた巨人は4回から川崎徳次をリリーフのマウンドに送る。
3回以降川上の二塁打1本に抑え込まれてきた巨人は8回表、一死後田中資昭が中前打で出塁、武宮も中前打、川崎は四球を選んで一死満塁、トップに返り呉新亨が中前に2点タイムリーを放ち7-4、山川の当りはピッチャーを強襲し、バックアップしたショート田中幸男は二塁に送球して一走呉新亨はフォースアウト、セカンド上田は併殺を狙って一塁に転送するが、これが悪送球となって二走川崎は三塁を回ってホームイン、8-4となって打者走者の山川は二塁に進み、千葉の中前タイムリーでこの回4点、9-4と突き放す。
4回からリリーフ登板した川崎徳次は6イニングを3安打無四球3三振無失点の好投、14勝目をマークする。
巨人は3回表の攻撃で山川喜作、千葉茂、小松原博喜、武宮敏明が4本の三塁打を放った。松本県営球場に詰めかけた2万人の観衆は貴重なプロ野球初の記録を目撃することになった。
1イニング三塁打4本の記録は、72年後の2019年6月23日にオリックスが記録するまでプロ野球史上唯一の記録であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿