0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 巨人 8勝14敗 0.364 小松原博喜 多田文久三
0 2 1 0 0 0 0 0 X 3 阪急 9勝13敗 0.409 今西錬太郎
勝利投手 今西錬太郎 4勝3敗
敗戦投手 小松原博喜 3勝3敗
三塁打 (急)山田
勝利打点(急)山田伝 1
猛打賞 (巨)内堀保 2
巨人キラー誕生
甲子園の第2試合は小松原博喜と今西錬太郎の先発で午後3時30分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
阪急は2回裏、一死後日比野武が左前打で出塁、今西が四球を選んで一死一二塁、山田伝がレフト線に2点タイムリー三塁打を放ち2-0とする。
阪急は3回裏、先頭の青田昇が左前打で出塁、巨人ベンチはここで先発の小松原から多田文久三にスイッチ、野口明の右前打で無死一三塁、坂井豊司の遊ゴロの間に三走青田が還って3-0とする。
多田は4回以降阪急打線をノーヒットに抑えたが、巨人の反撃は無かった。
今西錬太郎は9安打2四球1三振で今季初完封、4勝目をマークする。好調山川を抑えたことが勝因であった。
ここまで4試合連続猛打賞を記録してきた山川喜作は4打数無安打で記録更新はならなかった。山川の記録はしばらく日本記録として残るが、1954年に西沢道夫が5試合連続猛打賞を記録して山川を抜く。2003年には井口資仁も5試合連続猛打賞を記録して西沢に並ぶこととなる。
今西はこれで巨人に3連勝、新しい「巨人キラー」が誕生した試合でもあった。
0 件のコメント:
コメントを投稿