2023年7月11日火曜日

22年 金星vs太陽 1回戦

4月25日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 4 0 0 4 金星 2勝3敗 0.400 重松通雄 江田孝 
1 0 1 1 0 1 0 2 X 6 太陽 2勝3敗 0.400 池田善蔵

勝利投手 池田善蔵 2勝0敗 
敗戦投手 江田孝    1勝1敗

二塁打 (金)内藤 (太)平野
三塁打 (太)藤井

勝利打点(太)荒川昇治 1


荒川昇治、代打決勝打

 第2節初日、後楽園の第1試合は地球上での金星と太陽の初対決。重松通雄と池田善蔵の先発で午後1時14分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 太陽は初回、二死後藤井勇が中越えの三塁打、中谷順次が中前にタイムリーを放ち1点を先制する。

 太陽は3回裏、佐竹一雄、藤井、中谷が3連続四球で無死満塁、森下重好の遊ゴロ併殺の間に三走佐竹が還って2-0とする。

 太陽は4回裏、この回も平野徳松、池田が連続四球、松井信勝が送って一死二三塁、トップに返り辻井弘の二ゴロの間に三走平野が還って3-0とする。

 太陽は6回裏、先頭の平野が右中間に二塁打、二死後辻井の左前タイムリーで4-0と着々と加点する。

 金星は7回表、一死後清原初男がストレートの四球で出塁、小前博文が中前打、重松はストレートの四球で一死満塁、辻勇夫に代わる代打内藤幸三が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-4、一死二三塁から中村信一が右前に2点タイムリーを放ち4-4の同点に追い付く。

 金星はキャッチャー辻に代打を送ったので、7回裏から坪内道則監督がマスクを被ることとなり、レフトの小前がセンターに回る。

 金星は7回裏、先頭の藤井が四球を選んで出塁、ここまで8四球の重松はここで降板、江田孝がリリーフのマウンドに上がり併殺で切り抜ける。

 金星は8回裏、先頭の伊勢川真澄が四球で出塁、一死後池田の当りは三ゴロ、これをサード清原がエラーして一死一二塁、松井に代わる代打荒川昇治が中前にタイムリーを放ち二走伊勢川が生還、センター小前が後逸する間に一走池田も還って6-4と2点をリードする。

 池田善蔵は最終回、二死から江田に四球を与えるが、最後は4年ぶりに復帰して戦後初出場となる代打三富恒雄を遊飛に打ち取り、5安打5四球1死球2三振の完投で開幕2連勝を飾る。

 デビューからマルチな活躍を見せる荒川昇治が代打決勝打を放った。この活躍ならレギュラー獲りも近いのではないか。

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