0 0 0 3 3 1 0 0 0 7 中日 5勝2敗 0.714 清水秀雄
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 東急 3勝4敗 0.429 北川桂太郎 黒尾重明
勝利投手 清水秀雄 1勝0敗
敗戦投手 北川桂太郎 1勝1敗
二塁打 (中)加藤、金山、岩本 (東)飯島
三塁打 (東)黒尾
勝利打点(中)杉浦清 1
猛打賞 古川清蔵 1
杉浦清が4打点
第2節2日目、西宮の第1試合は清水秀雄と北川桂太郎の先発で午後1時2分、金政球審の右手が上がりプレイボール。
中日は4回表、先頭の金山次郎が左越えに二塁打、古川清蔵の左前打で無死一三塁、小鶴誠が四球を選んで無死満塁、東急ベンチはここで先発の北川から黒尾重明にスイッチ、杉浦清監督が中前に2点タイムリー、小鶴は三塁に進んで無死一三塁、加藤正二の二ゴロの間に三走小鶴が還って3-0として試合の主導権を握る。
中日は5回表、先頭の岩本章が右中間に二塁打、金山は三塁線ヒットから二盗を決めて無死二三塁、古川の左前タイムリーで4-0、古川も二盗を決め、一死後杉浦が右前に2打席連続の2点タイムリーを放ち6-0とする。
中日は6回表、二死後金山がストレートの四球で出塁するとこの試合2個目の盗塁に成功、古川の3打席連続左前打がタイムリーとなって7-0とダメ押す。
東急は最終回、熊耳武彦が左前打で出塁、黒尾の右中間タイムリー三塁打で1-6、2四球を挟んで横沢七郎が中前にタイムリーを放ち2点を返すが反撃もここまで。
清水秀雄は10安打5四球3三振の完投で今季初勝利を飾る。
清水の剛球投手としての全盛期は明大四連覇の時代であったが、戦時中の怪我で軟投派に転じてからキャリアの全盛期を迎えることとなる。昨年は近畿で8勝、中部移籍後2勝であったが、間に松江中学を率いての甲子園出場を挟んでいる。近畿での最終登板が7月13日で中部日本での初登板が10月20日と約3か月プロ野球を離れていた。通期を通して投げていれば20勝していたのではないか。
中日は3個の盗塁を全て得点に結びつけた。8球団随一の強力打線に機動力を絡めての快勝で昨年最下位から一転、首位を快走している。
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