2021年12月19日日曜日

21年 ゴールドスターvs阪急 13回戦

9月22日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 31勝47敗1分 0.397 内藤幸三 
0 1 0 0 0 3 0 1 X 5 阪急 45勝43敗 0.511 今西錬太郎

勝利投手 今西錬太郎 5勝6敗 
敗戦投手 内藤幸三  16勝20敗

二塁打 (急)青田、今西、坂井

勝利打点 (急)今西錬太郎 1

今西錬太郎、プロ入り初完封

 第22節4日目、西宮の第1試合は内藤幸三と今西錬太郎の先発で午後1時丁度、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、二死後青田が左越えに二塁打を放つが、野口二郎はセンターライナーに倒れて無得点。

 阪急は2回裏、一死後日比野が中前打で出塁、坂井豊司の左前打で一死一二塁、ここで今西が右超えにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、更に一死二三塁のチャンスが続くが、荒木茂は三飛、トップに返り山田伝は投飛に倒れてこの回1点止まり。

 阪急は5回裏、山田が三前内野安打で出塁すると二盗、三盗に成功、上田も四球から二盗を決めて二死二三塁とするが、青田は左飛に倒れて無得点。

 阪急は6回裏、先頭の野口二郎が15試合連続ヒットとなる左前打で出塁すると二盗に成功、一死後日比野はストレートの四球、坂井の右越えタイムリー二塁打で2-0、一死二三塁から今西の強いゴロをサード中村信一が弾くがショート酒沢政夫がバックアップして一塁アウト、この間に三走坂井が還って3-0、荒木が左前にタイムリーを放ち4-0とする。

 阪急は7回裏、山田、上田の連打で無死一二塁、青田の中飛で二走山田がタッチアップから三塁に進み、野口二郎の二ゴロの間に山田が還って5-0と突き放す。

 今西錬太郎は初回から快調なピッチング。ピンチらしいピンチは3回表、先頭の辻功の二ゴロをセカンド荒木がエラー、中村に中前打を許して無死一二塁、トップに返り坂本勲の送りバントで一死二三塁、大友一明の三ゴロで三走辻がホームに突っ込むが、サード坂井からのバックホームにタッチアウト、続く酒沢も二飛に打ち取りピンチを防ぐ。

 5回表は先頭の早川に左前打を許し、辻功に送られて一死二塁と2度目のピンチ、しかし中村のレフトへのライナーを青田がキャッチして二塁に送球、二走辻は戻れずダブルプレー。

 今西錬太郎は5安打無四球無三振、僅か86球でプロ入り初完封。

 内藤幸三も無三振の完投で、両軍無三振であった。

 今西の投球内容を分析すると、7回まで21個のアウトのうち外野飛球は3個だけ。終盤は切れが落ちたか8回、9回の6個のアウトのうち外野飛球は4個。「Wikipedia」によると、今西のシュートは川上が「カミソリのようなキレ味」と語っていたとのこと。シュートが切れている時は外野にも飛ばなかったのでる。

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