7月13日 (火) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 朝日 24勝16敗2分 0.600 林安夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 16勝25敗1分 0.390 長沼要男 別所昭
勝利投手 林安夫 13勝7敗
敗戦投手 長沼要男 2勝4敗
三塁打 (朝)浅原
勝利打点 林安夫 3
林安夫、今季8度目の完封
朝日は初回、一死後酒沢政夫が四球で出塁、中谷順次が中前打で続き、浅原直人は遊飛に倒れるが、林安夫がストレートの四球を選んで二死満塁、しかし早川平一は三ゴロに倒れて無得点。
南海先発の長沼要男は2回以降立ち直り、2回、3回は三者凡退。4回に1四球を与え、5回に1安打を許すが無失点。
朝日は6回、一死後浅原がライトに三塁打、南海ベンチはここで長沼に代えて別所昭を投入、林の遊ゴロで三走浅原がホームに突っ込み、ショート長谷川善三がバックホームするがセーフ、野選が記録されて1点を先制、これが決勝点となった。
両軍無失策の引き締まった試合であった。
林安夫は5安打無四球2三振と安定した投球で今季8度目の完封、13勝目をあげる。遊ゴロ野選により今季3個目の勝利打点も記録した。但し、真の殊勲打は浅原直人の三塁打となる。
両軍無失策の引き締まった試合であった。
*この度、当ブログは戦後間もない頃に活躍した選手の直筆サインカードを大量に入手しましたので、順次アップしていきます。戦前からの生き残り選手も数多く含まれています。
*「真の殊勲打」を放った浅原直人。戦後は熊谷組で活躍した後、東急でプロに復帰しています。
*野選により決勝点を与えた長谷川善三。西鉄クリッパース時代の貴重な直筆サインカード。
こちらのブロマイドやグラビヤの直筆サイン集、私も狙っていましたが、N様が落札されたのですね。昭和20年代でもサインを収集する野球ファンはいましたが、こちらの方は球団の偏りがないことに驚きました。
返信削除最近では、昭和9年の日米野球に於る全日本軍選手のオフショット(沢村、堀尾、青柴、山本栄一郎、武田可一、李、伊原といった六大学出身ではない選手)が幾つか出品されていましたが、こういった個人所有のものは散逸していく一方なのでしょうね。
コレクターが代替わりして、後継者が興味ない場合に市場に出てきます。これだけの広範囲なコレクションは2度と出てこないでしょうね。
返信削除