月間MVP
投手部門
朝日 林安夫 3
投手部門は藤本英雄と林安夫との争いであった。
藤本は8試合に登板して6勝1敗2完封、無安打無得点1回、75回3分の2を投げて、50奪三振で、防御率0.71、WHIP0.89、奪三振率6.00。
林は8試合に登板して6勝1敗5完封、68回を投げて、26奪三振で、防御率0.40、WHIP0.69、奪三振率3.44。
藤本はコントロールが回復してきたとは言え依然として林の倍近くの四球を出している。
林は安定したコントロールで奪三振以外の数値で藤本を上回っており、順当に選出された。
打撃部門
阪急 山田伝 1
山田は今月、51打数18安打14四球、8得点1打点10盗塁、打率3割5分3厘、出塁率4割8分5厘、長打率3割5分3厘、OPS0.838。
打率と長打率が同じと言うことは18安打が全てシングルヒットであったことを意味する。過去にも、昭和14年3月の月間MVPに選出された中河美芳が全てシングルヒットでした。
山田伝以外にライバルはおらず、強いてあげれば朝日の早川平一が55打数15安打9得点3打点を記録している。早川は山田とは対照的に月間四球3個で、積極的に打っていく打撃を見せた。
0 件のコメント:
コメントを投稿