8月の月間MVP予想。
ア・リーグ打撃部門はニューヨークに出現した奇跡のルーキー、ゲーリー・サンチェスと予想します。主力クラスをバッタバッタと放出して今季は終了と見られていたヤンキースですが、切り替えた若手が驚異的な活躍を見せてワイルドカードも夢ではなくなってきました。その象徴がキャッチャーのサンチェスで、8月は24試合で95打数ながら37安打11本塁打21打点、打率3割8分9厘、OPS1.290の成績です。ツインズの二塁手ブライアン・ドジエルも3割2厘、13本塁打27打点で得票を集めるでしょう。
ナ・リーグ打撃部門は快進撃を続けるシカゴ・カブスの主砲クリス・ブライアントと予想します。8月は107打数41安打10本塁打22打点、打率3割8分3厘、OPS1.220です。ロッキーズのアレナドも10本塁打36打点3割5分6厘ですが、打者有利の本拠地を持つコロラドの打者には票が集まりにくい傾向があります。月間MVPなら得票を集める可能性がありますが、年間MVPではまず票は集まりません。
ア・リーグ投手部門は5勝同士のダニエル・ダフィーとコーリー・クルーバーの争い。スタッツはほとんど互角で、ダフィーは5勝1敗ですがWHIP0.98、クルーバーは5勝0敗とパーフェクトですがWHIPは1.13。課題のコントロールが改善してWHIP1.00割れのダニー・ダフィーと予想します。
ナ・リーグ投手部門は4勝投手が10人の混戦。シカゴ・カブスはジェイク・アリエタ、ジェイソン・ハメル、カイル・ヘンドリックスの3人が4勝0敗という凄さ。ここは防御率1.28、WHIP0.78の驚異的成績を残したヘンドリックスで間違いないでしょう。一気にサイ・ヤング賞候補にも躍り出てきましたので要注目です。
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