6月23日 (水) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 4 0 5 名軍 16勝13敗3分 0.552 西沢道夫
0 3 1 0 0 0 0 0 0 4 朝日 17勝14敗1分 0.548 林安夫
勝利投手 西沢道夫 6勝4敗
敗戦投手 林安夫 9勝6敗
二塁打 (名)芳賀
三塁打 (名)吉田 (朝)林、酒沢
勝利打点 藤原鉄之助 1
西沢道夫、後半4イニングをパーフェクト
初回三者凡退の朝日は2回、先頭の浅原直人が二遊間にヒット、小林章良の右前打で無死一三塁、林安夫がセンター右後方に三塁打を放って2点を先制、早川平一は遊ゴロ、広田修三は浅い左飛に倒れて二死三塁、原秀雄が右前にタイムリーを放ち3-0として試合の主導権を握る。
名古屋は3回、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、西沢道夫が中前打を放って無死一二塁、トップに返り石丸藤吉の遊ゴロで西沢が二封されて一死一三塁、古川清蔵の遊ゴロの間に三走金山が還って1-3とする。
朝日は3回裏、先頭の酒沢政夫が右中間に三塁打、中谷順次の中犠飛で4-1と突き放す。
名古屋先発の西沢道夫は2回、3回に失点し、4回、5回にもヒットを許す不安定なピッチングであったが6回からがらり一変、無安打ピッチングを続けて味方の反撃を待つ。
名古屋は8回、西沢の好投に応える猛攻を見せた。一死後古川の遊ゴロをショート酒沢がエラー、小鶴誠は三邪飛に倒れて二死一塁、ここからが圧巻、吉田猪佐喜が右中間に三塁打を放って2-4、加藤正二が中前にタイムリーを放って3-4、芳賀直一が左中間に二塁打を放ち一走加藤を迎え入れて4-4の同点、藤原鉄之助が右前に決勝タイムリーを放って5-4と怒涛の攻撃で逆転する。
西沢道夫は6回から9回まで4イニング連続三者凡退、7安打2四球3三振の完投で6勝目をあげる。序盤に4失点を喫しながら我慢の投球でチームの勝利を引き寄せた。
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