3 0 5 0 0 0 0 0 0 8 セ軍 42勝53敗 0.442 白木義一郎
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 48勝50敗1分 0.490 天保義夫 鳥居兵治 溝部武夫 大平茂
勝利投手 白木義一郎 26勝18敗
敗戦投手 天保義夫 11勝11敗
二塁打 (セ)飯島2、白木 (急)坂井2
三塁打 (セ)鈴木
勝利打点(セ)飯島滋弥 11
猛打賞 (セ)一言多十 4、鈴木清一 7 (急)坂井豊司 5、上田藤夫 13
白木義一郎、チェンジオブペースで阪急打線を幻惑
第26節3日目、後楽園の第1試合は白木義一郎と天保義夫の先発で午後零時30分、沢球審の右手が上がりプレイボール。
セ軍は初回、一言多十、鈴木清一が連続ヒット、飯島がレフトにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、大下はストレートの四球で無死満塁、白木は三振に倒れるが、熊耳の左犠飛で2-0、長持の右前タイムリーで3点をリードする。
セ軍は3回表、先頭の飯島が右中間に2打席連続二塁打、阪急ベンチはここで連投の天保を下げて鳥居兵治にスイッチ、大下は又も四球、飯島が三盗を決め、白木も四球で無死満塁、熊耳は二飛に倒れるが、長持が中前に2点タイムリーを放ち5-0、根津弘司は四球で一死満塁、清水喜一郎が押出し四球を選んで6-0、阪急ベンチは鳥居を下げて三番手の溝部武夫にスイッチ、トップに返り一言の中前タイムリーで7-0、鈴木の三ゴロの間に三走根津が還ってこの回5点、8-0と大量リードする。
溝部はこの後8回まで無失点、しかし阪急打線の沈黙は続いた。
阪急は6回裏、先頭の青田が三塁線にヒット、野口二郎は26試合連続ヒットとなる二遊間ヒットで続き無死一二塁、野口明の二ゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から上田が中前にタイムリーを放ち何とか1点を返すが反撃もここまで。
白木義一郎は11安打5四球5三振の完投で26勝目をマークする。
これで白木の最多勝はほぼ確定したと見てよい。当時の記事によると、白木の躍進はチェンジオブペースにあるとのこと。この日も11安打を打たれながら1失点と阪急打線を幻惑した。
鈴木清一が2試合連続で三塁打を放ち今季10本目。18日の試合で10本目と実況したがあれは間違い(本文は訂正済み)でこの日が10本目となり、トップの金田正泰に2本差と迫った。
飯島滋弥が11個目の勝利打点を記録してトップの多田文久三に1個差と迫ってきた。
上田藤夫が今季13回目の猛打賞を記録して青田と並ぶ2位タイ。トップの金田正泰は17回でこちらは安泰か。
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