0 0 2 0 0 2 0 1 0 5 グ軍 61勝35敗2分 0.635 松川博爾
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 ゴ軍 39勝55敗1分 0.415 清原初男
勝利投手 松川博爾 8勝4敗
敗戦投手 清原初男 1勝2敗
二塁打 (グ)山本、岡村 (ゴ)清原
本塁打 (ゴ)西沢道夫 1号
勝利打点(グ)山本一人 9
猛打賞 (グ)岡村俊昭 5、松川博爾 1
西沢道夫、打者転向後初本塁打
西宮の第1試合は松川博爾と清原初男の先発で午後零時33分、金政球審の右手が上がりプレイボール。
ゴ軍はレギュラーキャッチャーの辻功が欠場して坪内監督がマスクを被ることとなった。坪内は8月12日の阪急戦で8回に辻に代打が起用された関係から9回の1イニングだけマスクを被ったことはあるが、スタメンマスクは初めてのことである。
グ軍は初回、先頭の安井が四球を選んで出塁、宮崎仁郎の当りは三ゴロ、これをサード大崎がエラー、清原が先発したためサードには久々に大崎が入っているが試合勘が戻っていないか、無死一二塁と先制のチャンスを迎えたが清原の二塁牽制に安井はタッチアウト、田川、山本は連続遊ゴロに倒れて無得点。
ゴ軍は1回裏、先頭の酒沢が四球を選んで出塁、大友も死球を受けて無死一二塁とこちらも先制のチャンス、しかし坪内のセカンドライナーに二走酒沢が戻れずダブルプレー、西沢は三ゴロに倒れて無得点。
グ軍は2回表、二死後安井鍵太郎の三ゴロを大崎が今度は一塁に悪送球、松川の中前打で安井は三塁に走り、センターからの送球の間に打者走者の松川も二塁を陥れる好走塁を見せて二死二三塁、筒井はストレートの四球で二死満塁、しかしトップに返り安井は遊ゴロに倒れて無得点。
グ軍は3回表、一死後田川が四球から二盗に成功、山本が左越えにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、堀井の遊ゴロの間に山本は三進、岡村の中前タイムリーで2-0とする。
ゴ軍は3回裏、一死後坂本勲が左前打で出塁、トップに返り酒沢の右前打で坂本が三塁に走るが、ライト岡村からの好返球にタッチアウト。
ゴ軍は4回裏、先頭の坪内がストレートの四球で出塁、しかし西沢の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー、しかしここから清原、早川、小前の3連打で二死満塁、しかし大崎に代わる代打内藤幸三は一邪飛に倒れて無得点。
グ軍は6回表、先頭の岡村が右越えに二塁打、しかし安井鍵太郎の遊ゴロに岡村が飛び出してタッチアウト、松川の中前打で一死一二塁、筒井は二飛に倒れて二死一二塁、トップに返り小林悟楼の初球をキャッチャー坪内がパスボール、小林は四球で二死満塁、宮崎に代わる代打丸山二三雄が中前に2点タイムリーを放ち4-0と突き放す。
ゴ軍は6回裏、一死後西沢が打者転向後初ホームランをレフトスタンドに叩き込んで1-4とする。
ゴ軍は7回裏、先頭の坂本の当りは遊ゴロ、これをショート小林がエラー、トップに返り酒沢の一ゴロの間に坂本は二進、二死後坪内の左前タイムリーで2-4と追い上げる。
グ軍は8回表、先頭の松川が三塁に内野安打、サード中村信一の悪送球が加わり松川は二進、筒井が送って一死三塁、トップに返り小林の中犠飛で5-2と突き放す。
ゴ軍は最終回、一死後大友がストレートの四球で出塁、坪内は左前打、西沢は投飛に倒れるが、清原は死球を受けて二死満塁と最後のチャンス、しかし早川平一は三ゴロに倒れてゲームセット。
松川博爾は11安打を許し4四球3死球の乱調であったが、相手に的を絞らせないピッチングが功を奏して完投、8勝目をマークする。打者出身らしい好打は相変わらずで、猛打賞の活躍でもあった。
巨人に首位の座を奪われたグ軍は何とかゴ軍を振り切り、第2試合の巨人の結果を待つこととなった。
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