2022年1月8日土曜日

21年 阪急vsグレートリング 14回戦

9月23日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 45勝44敗 0.506 森弘太郎 野口二郎 
0 1 0 0 0 0 0 0 X 1 グ軍 52勝31敗2分 0.627 丸山二三雄

勝利投手 丸山二三雄 20勝12敗 
敗戦投手 森弘太朗      2勝3敗

勝利打点 (グ)筒井敬三 4

猛打賞 (急)野口明 5


丸山二三雄20勝

 激戦が続く第22節最終戦は森弘太朗と丸山二三雄の先発で午後2時45分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は2回表、先頭の野口二郎が左前打で出塁、野口明も中前打で続いて無死一二塁、しかし日比野は右飛、坂井は左飛、森はサードライナーに倒れて無得点。

 グ軍は2回裏、先頭の山本一人監督が三塁にヒット、堀井は左飛に倒れるが、岡村が三遊間を破ると山本は三塁に進む。ここはエンドランか。一死一三塁から筒井が中前に先制タイムリーを放ち1-0とする。

 この2回の攻防で決着がついた。丸山は9回まで阪急打線を無得点に抑え、阪急も3回途中からリリーフの野口二郎がグ軍打線を無得点に抑えた。

 阪急は今西錬太郎を代打に起用、更に天保義夫と西村正夫監督も代走に起用する総力戦。
 阪急は9回表、一死後野口明が中前打で出塁すると代走に天保を起用、坂田清春が左前打で続き一死一二塁、坂井は三振に倒れて二死一二塁、大平茂の当りは三遊間へのゴロとなったが代走の天保に当たってインターフェアでゲームセット。

 丸山二三雄は9安打2四球2三振で今季4度目の完封、20勝に乗せてハーラートップの白木義一郎に1勝差と迫った。

 第1打席でヒットを放った野口二郎はこれで16試合連続ヒットとなった。3試合連続1安打で記録を続けている。

 阪急はこれが14度目の完封負け。最下位の中部は3回のみ、ブービーのゴ軍でも12回。シーズン当初は優勝候補と言われていた阪急は淡白な攻撃が目に付く。

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