第21節は7チームによる10試合だけという変則開催であったため、第22節の18試合と合算して表彰対象とする。
週間MVP
投手部門 パシフィック 真田重蔵 1
2勝1引分け。別所と投げ合った延長12回引分けの死闘が光る。
中部日本 小鶴誠 1
32打数11安打6得点11打点、本塁打4本。21節・22節合算で、現在最下位の中部は5勝2敗と全球団トップ。小鶴のバットが中部好調の要因。
中部 杉浦清 1
32打数10安打8得点10打点。好調中部を牽引。
中部 岩本章 2
9月12日のタ軍戦で二塁打1本、三塁打2本、本塁打1本。
ゴ軍 中村信一 1
21日のグ軍戦で2本の2点タイムリーを放ち4打点。
阪急 鳥居兵治 1
15日のセ軍戦でプロ入り初本塁打、21日のパ軍戦でプロ入り初勝利。鳥居のプロ野球通算成績は1勝、1本塁打である。
阪急 今西錬太郎 1
21日のゴ軍戦でプロ入り初完封。
敢闘賞
セ軍 飯島滋弥 1
30打数12安打5得点9打点、本塁打4本。小鶴と比較しても遜色のない成績。
タ軍 藤村冨美男 1
33打数14安打9得点9打点、二塁打8本。二塁打だけではMVPを獲れないと悟った藤村は、バットを物干し竿に持ち替えてホームランを量産することとなる。
セ軍 鈴木清一 2
30打数9安打3得点9打点、二塁打2本、三塁打2本、本塁打1本。無名ではあるが長打力は特筆もの。戦後最初の三塁打王となる。
パ軍 白石敏男 1
21打数11安打4得点、二塁打2本。打率ではトップ。
ゴ軍 西沢道夫 1
27打数11安打3得点5打点、二塁打2本、三塁打1本。いよいよ本領発揮。
技能賞
中部 藤原鉄之助 1
9月12日のタ軍戦第2試合で野選を誘う好走塁。
阪急 日比野武 1
9月21日のパ軍戦で4補殺。打っても25打数9安打、二塁打4本。
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