2021年5月5日水曜日

21年 タイガースvsパシフィック 11回戦

8月31日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 1 0 1 0 0 0 2 0 6 タ軍 42勝23敗 0.646 御園生崇男 
0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 パ軍 27勝40敗2分 0.403 真田重蔵

勝利投手 御園生崇男 6勝3敗
敗戦投手 真田重蔵  14勝14敗

二塁打 (タ)渡辺、御園生
三塁打 (タ)金田、御園生

勝利打点 (タ)本堂保次 7

猛打賞 (タ)御園生崇男 4


不振の本堂が決勝打

 西宮の第1試合は御園生崇男と真田重蔵の先発で午後1時8分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の金田が中越えに三塁打、塚本は四球、土井垣は三振に倒れるが、塚本が二盗を決めて一死二三塁、このチャンスに本堂が中前に先制の2点タイムリーを放ち2-0とする。

 タ軍は2回表、この回も先頭の御園生が中越えに三塁打、長谷川善三の投ゴロで御園生が飛び出し三本間に挟まれてタッチアウト、打者走者の長谷川が二塁に向かい、サード平野徳松が二塁に送球するがセカンド高須清が落球して一死二塁、呉昌征は二飛に倒れるが、トップに返り金田の一二塁間ヒットで二死一三塁、塚本の遊撃内野安打がタイムリーとなって3-0とする。

 タ軍は4回表、先頭の渡辺が左中間に二塁打、二死後呉昌征が中前にタイムリーを放ち4-0とする。

 パ軍は4回裏、一死後四番小島利男が左前打で出塁、続く高須の遊ゴロをショート長谷川がエラー、伊勢川の遊ゴロも長谷川が連続エラーして一死満塁、松井信勝のニゴロ併殺崩れの間に三走小島が還って1-4、平野徳松に代わる代打森下重好が三塁にタイムリーを放ち三走高須が還って2-4と追い上げる。

 タ軍は8回表、先頭の本堂が三遊間にヒット、藤村冨美男監督はストレートの四球、渡辺が送りバントを決めて一死二三塁、御園生がセンター右に2点タイムリーを放ち6-2と突き放す。

 御園生崇男は7安打2四球1三振の完投で6勝目をマークする。2失点は何れもショート長谷川のWエラー絡みだったので自責点はゼロであった。打っても4打数3安打の猛打賞、8回には自らを助ける追撃の2点タイムリーを放つ活躍を見せた。

 初回に本堂保次が決勝となる先制タイムリーを放った。本堂は藤村冨美男監督欠場の間四番を務めてきたが、プレッシャーからか不振が続いていた。藤村の欠場は8月17~29日の7試合であったが、その間本堂は28打数2安打。昨日藤村が復帰しても本堂は四番に座り、プレシャーから解放されたか昨日、本日と2安打を記録した。藤村欠場によりタ軍はグ軍に首位の座を奪われたが、巻き返しなるか見ものである。

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