8月4日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 グ軍 31勝22敗 0.585 別所昭 松川博爾
0 0 0 0 0 6 0 1 X 7 阪急 33勝28敗 0.541 天保義夫
敗戦投手 別所昭 7勝5敗
二塁打 (グ)安井、木村、別所 (急)野口弟、野口兄
三塁打 (グ)山本2 (急)青田
勝利打点 (急)青田昇 5
猛打賞 (急)山田伝 5
グ軍、あと1本が出ず
西宮の第2試合は別所昭と天保義夫の先発で午後3時7分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
グ軍は初回、一死後安井亀和が左前打で出塁、田川豊のバントが犠打となって二死二塁、ここは自らも生きる狙いだったか、安井が三盗を決めて二死三塁、山本一人監督が中越えにタイムリー三塁打を放ち1点を先制する。続く堀井数男は三ゴロに倒れて追加点はならず。
グ軍は3回表、二死後安井が左中間に二塁打、しかし田川は遊ゴロに倒れて追加点はならず。
グ軍は6回表、一死後山本が左中間に三塁打、堀井の遊ゴロをショート上田藤夫がエラーして三走山本が生還、2-0とする。続く木村勉も右前打で続いて一死一二塁、しかし別所は左飛、筒井敬三も左飛に倒れて追加点はならず。
グ軍先発の別所は5回まで1安打無四球無失点と会心のピッチングを続けてきたが6回、突如崩れた。
阪急は6回裏、先頭の八番荒木茂が中前打で出塁、天保が右前打で続いて下位打線が無死一二塁のチャンスを作ると、トップに返り上田が四球を選んで無死満塁、山田伝が二遊間に2点タイムリーを放ち2-2の同点、上田は三塁に進み、山田が二盗を決めて無死二三塁、グ軍ベンチはここで別所から松川博爾にスイッチ、青田昇が右中間に逆転の2点タイムリー三塁打を放ち4-2、野口二郎の右前タイムリーで5-2、野口明のニゴロでランナーが入れ替わり、野口が二盗を決めて、坂井豊司は四球を選んで一死一二塁、松川のワイルドピッチで野口明は三進、日比野武の左犠飛で6-2とする。
グ軍は7回表、二死後安井が遊失に生き、田川の中前打で安井は三進、田川が二盗を決めて二死二三塁、しかし期待の山本が中飛に倒れて無得点。
阪急は8回裏、野口兄弟がセンター方向に連続二塁打を放ち7-2と突き放す。
グ軍は8回表、一死後木村が左中間に二塁打、松川のニゴロで木村は三進、筒井が四球を選んで二死一三塁、しかし宮崎仁郎は遊ゴロに倒れて無得点。
グ軍は最終回、二死後田川が右前打を放って最後の粘りを見せるが、山本は三球三振に倒れてゲームセット。
天保義夫は8安打2四球4三振の完投で10勝目をマークする。
阪急は別所に5回まで1安打無得点に抑えられてきたが6回に集中打を見せて快勝。グ軍は前半に何度も追加点のチャンスを作ったがあと1本が出ずに敗退。結局、阪急は9安打7得点、グ軍は8安打2得点という結果であった。
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