8月5日 (月) 札幌円山
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計0 0 1 2 0 1 0 0 0 4 パ軍 21勝36敗2分 0.368 森下重好 真田重蔵
1 2 1 0 1 3 0 2 X 10 タ軍 38勝18敗 0.679 渡辺誠太郎 野崎泰一
勝利投手 野崎泰一 4勝6敗
敗戦投手 森下重好 0勝1敗
敗戦投手 森下重好 0勝1敗
二塁打 (パ)森下、木暮、中谷、伊勢川 (タ)本堂、金田、渡辺
三塁打 (タ)金田
勝利打点 (タ)土井垣武 8
猛打賞 (パ)森下重好 9、伊勢川真澄(4安打)3 (タ)金田正泰(5安打)14
パ軍の追い上げをタ軍が突き放す
第15節最終戦、札幌円山の第2試合は午後3時50分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
タ軍の先発は一昨日先発して3イニングで交代した渡辺誠太郎と順当な起用。一方、パ軍は何と森下重好がプロ入り初登板のマウンドに上がる。
タ軍は初回、先頭の金田正泰がいきなり右中間に三塁打、土井垣武の中前タイムリーで1点を先制する。
タ軍は2回裏、先頭の渡辺が四球で出塁、高山泰夫は三振に倒れるが、長谷川善三の中前打で一死一三塁、塚本博睦のピッチャー返しが森下ののグラブを弾き、バックアップしたセカンド松井信勝からの一塁送球に塚本はアウト、この間に三走渡辺が還って2-0、二死二塁となってトップに返り金田の右前タイムリーで3-0とする。
パ軍は3回表、先頭の木暮力三がライト線に二塁打、白石敏男の一塁線タイムリーで1点返して1-3とする。
タ軍は3回裏、先頭の藤村冨美男が中前打、本堂保次の左中間タイムリー二塁打で4-0、先発森下はここで交代、真田重蔵がリリーフのマウンドに上がって後続を抑える。
無死二塁で真田がリリーフに出て最初の打者となった御園生崇男の記録は投ゴロ併殺であるが、二走本堂にインターフェアランスが記録されている。二走本堂が「×1」でワンアウト、打者御園生の記録は投ゴロで「1-3」と送球されてツーアウトで「併殺」が記録された。二走本堂が直接ピッチャー真田の守備を妨害するとは考えられないので、御園生のショート寄りの打球が本堂に当たり、跳ね返った打球を真田が拾い上げて一塁に送球したものと考えられる。これだと御園生の記録は投ゴロとなる。実質的には守備妨害と言うよりアシストですが・・・。
パ軍は4回表、先頭の中谷順次がレフト線に二塁打、富松信彦は四球を選んで無死一二塁、真田の三ゴロで富松は二封、何故か二走中谷は進塁しておらず一死一二塁、伊勢川真澄が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち3-4と追い上げる。タ軍ベンチは先発の渡辺を一塁に回し、野崎泰一をリリーフのマウンドに送って後続を抑える。
タ軍は5回裏、先頭の金田が三塁に内野安打、次の記録は土井垣の投ゴロで金田は二進したが土井垣は守備妨害でアウト、これは一塁線送りバントで土井垣が真田の守備を妨害したと考えられる。金田の進塁は認められて一死二塁、藤村の三塁内野安打で一死一三塁、藤村が二盗を決めて一死二三塁、本堂の左前タイムリーで5-3と突き放す。
パ軍は6回表、先頭の富松が右前打から二盗に成功、真田のニゴロが進塁打となって一死三塁、伊勢川が又も左前にタイムリーを放ち4-5と追い上げる。
タ軍は6回裏、一死後長谷川が左前打で出塁、塚本が四球を選んで一死一二塁、トップに返り金田がライト線にタイムリー二塁打を放ち6-4、一死二三塁から土井垣が中前に2点タイムリーを放ち8-4と突き放す。
タ軍は8回裏、先頭の塚本が四球で出塁、トップに返り金田がこの日5本目のヒットをライト線に放って無死一二塁、土井垣はストレートの四球で無死満塁、藤村の遊ゴロをショート白石が二塁に悪送球する間に三走塚本が還って9-4、更に無死満塁から本堂の二ゴロ併殺の間に三走金田が還って10-4とダメ押して試合を決める。
リリーフの野崎泰一は5回3分の2を6安打1四球無三振1失点に抑えて4勝目をマークする。
パ軍は中盤までよく喰らい付いていったが、タ軍の波状攻撃にしてやられた。
プロ入り初登板となった森下重好は2回3分の0を投げて6安打2四球2三振、4失点、自責点4の成績。森下の今季の登板はこの試合だけなので、0勝1敗、防御率18.00の記録を残すこととなった。本職の打撃の方は5打数3安打二塁打1本と、相変わらず好調をキープしている。
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