7月28日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 阪急 30勝26敗 0.536 天保義夫
0 0 0 0 0 0 0 2 2X 4 グ軍 28勝20敗 0.583 丸山二三雄
勝利投手 丸山二三雄 10勝9敗
敗戦投手 天保義夫 9勝5敗
二塁打 (急)野口明 (グ)堀井、山本、田川
三塁打 (急)青田
勝利打点 (グ)田川豊 3
田川豊、今季2本目のサヨナラ打
後楽園の第2試合は天保義夫と丸山二三雄の先発で午後3時13分、島球審の右手が上がりプレイボール。
阪急は6回まで1安打無得点。丸山のカーブが打てない。
一方、グ軍は6回まで無得点ではあるが5安打。4回には山本一人監督の中前打と堀井のライト線二塁打で一死二三塁のチャンスを作るが、六番ファースト別所が三振、筒井も遊ゴロに倒れて無得点。
阪急は7回表、先頭の青田が左中間深く三塁打を放って無死三塁と先制のチャンス到来、しかし野口二郎のニゴロで青田がホームに突っ込むがセカンド安井からの本塁送球にタッチアウト、野口明は三振、坂井豊司が死球を受けて二死一二塁とするが、野口二郎がキャッチャー筒井からの二塁牽制に刺されて無得点に終わる。
グ軍は8回裏、先頭の河西がバントヒットで出塁、安井の一ゴロをファースト野口明が二塁に悪送球して無死二三塁、田川は四球を選んで無死満塁、ここで山本がレフト線に二塁打を放ち2点を先制する。
粘る阪急は9回表、先頭の上田が8球目を選んで四球で出塁、山田は遊飛に倒れるが、青田の中前打で一死一二塁、野口二郎は一邪飛に倒れて二死一二塁、野口明がレフト線に二塁打を放ち1点返して1-2として二死二三塁、坂井が左前に逆転の2点タイムリーを放ち3-2とする。
グ軍は9回裏、先頭の筒井がストレートの四球で出塁、丸山もストレートの四球で無死一二塁、宮崎の投前送りバントを天保が三塁に送球して筒井は三封、一死一二塁となってトップに返り河西の三ゴロをサード坂井が三塁ベースを踏んで丸山が三封、二死一二塁から安井が二遊間に同点タイムリーを放ち3-3、続く田川が右中間を破り二走河西を迎え入れてグ軍が逆転サヨナラ勝ち。
丸山二三雄は5安打3四球1死球2三振の完投で10勝目をマークする。
上位チーム同士の戦いは終盤もつれる好ゲームとなった。最後は勢いの差が出たか。
田川豊はデビュー戦の5月30日のサヨナラ三塁打に続いて今季二本目のサヨナラ打。右中間を抜いたが二走河西がホームインした時点で試合終了となるので記録はシングルヒットになる可能性が高いが、公式記録は「二塁打」となっている。
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