2017年7月8日土曜日

18年 西鉄vs大和 9回戦


9月24日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 6 0 0 7 西鉄 27勝31敗7分 0.466 近藤貞雄 重松通雄 野口二郎
0 0 2 1 0 1 0 0 1 5 大和 27勝32敗5分 0.458 石田光彦 片山栄次

勝利投手 重松通雄 8勝16敗
敗戦投手 石田光彦 8勝10敗
セーブ     野口二郎 5

二塁打 (西)近藤 (和)木村、小島、小松原
三塁打 (和)呉

勝利打点 なし

猛打賞 (和)木村孝平 5、金子裕 1


大和16残塁

 西鉄は2回、先頭の野口明が中前打で出塁、中村民雄はストレートの四球で無死一二塁、富松信彦は右飛に倒れて一死一二塁、近藤貞雄がライト線に二塁打を放って1点を先制、一死二三塁から村瀬秀孝に代わる代打野口二郎の投ゴロで三走中村がホームを突くがタッチアウト、キャッチャー鈴木秀雄から一塁ベースカバーに入っていたセカンド岡田福吉に送球される間に三塁に進んでいた二走近藤がホームを狙い、岡田からの折り返しバックホームにタッチアウトとなってダブルプレー。大和守備陣は野口二郎の打席でスクイズ警戒のシフトを取っていたようだ。

 大和は3回、先頭の木村孝平がレフト線に二塁打、岡田が四球を選び、金子裕はレフトライナーに倒れるが、小島利男がレフトに二塁打を放って一死二三塁とし、高橋吉雄の三ゴロで三走岡田が三本間に挟まれ「5-2-6-1-6」の挟殺プレーでタッチアウト、二走小島は三塁に、打者走者の高橋は二塁に進んで二死二三塁、パスボールで小島が還り2-1と逆転する。鈴木は四球から二盗に成功、小松原博喜のカウントがスリーボールとなったところで西鉄は先発の近藤から重松通雄にスイッチ、重松の初球もボールで小松原が歩き二死満塁、しかし石田光彦は一飛に倒れて追加得点はならず。

 大和は4回、先頭の呉新亨が右中間に三塁打、トップに返り木村が中前にタイムリーを放って3-1とする。

 大和は6回、先頭の木村が四球を選んで出塁、岡田は三振に倒れるが、金子が一塁に内野安打、小島はストレートの四球で一死満塁、高橋が押出し四球を選んで4-1とリードを広げる。鈴木は浅い右飛、小松原は三ゴロに倒れて追加得点jはならず。大和は6回までに3点をリードしているものの11残塁を記録している。

 西鉄は7回、先頭の中村民雄が右前打で出塁、富松は左飛に倒れるが、重松はレフト線にヒット、野口二郎は四球を選んで一死満塁、鵜飼勉が押出し四球を選んで2-4、大和ベンチはここで先発の石田から片山栄次にスイッチ、トップに返り中村信一が左前にタイムリーを放ち3-4、続く濃人渉の三ゴロをサード高橋が二塁に悪送球、三走野口二郎に続いて二走鵜飼も還って5-4と逆転、野口二郎の得点は濃人の三ゴロによるもの、鵜飼の得点は高橋のエラーによるものだが、「併殺可能」と判定されたため濃人に打点は記録されていない。一死一三塁から濃人が二盗を決め、黒沢俊夫の右前タイムリーで6-4、一死一三塁からダブルスチールを決めて7-4とリードを広げる。
 逆転に成功した西鉄は、2回表に代打に出てその裏の守備からライトに入っていた野口二郎をマウンドに上げて逃切りを図る。


 大和は9回裏、先頭の小松原が左中間に二塁打、片山に代わる代打吉水幸夫は三振、呉は左飛に倒れ、トップに返り木村の三塁内野安打で二死一三塁、岡田が中前にタイムリーを放って5-7と追い上げるが、最後は金子が三飛に倒れて試合終了。

 大和は12安打9四球ながら5得点、16残塁を記録した。

 木村孝平は今季5度目の猛打賞を記録、現在猛打賞ランキングで単独トップに立っている。

 

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