9月26日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 5 南海 23勝42敗2分 0.354 清水秀雄 別所昭
0 0 0 0 1 3 0 0 1 0 1X 6 阪急 23勝42敗2分 0.354 中田武夫 天保義夫
勝利投手 天保義夫 7勝12敗
敗戦投手 別所昭 14勝22敗
二塁打 (南)中野 (急)上田、笠石
三塁打 (急)笠石
勝利打点 笠石徳五郎 1
猛打賞 (南)猪子利男 4 (急)笠石徳五郎(4安打) 1
笠石徳五郎、11回裏サヨナラ三塁打
南海は清水秀雄が4月15日に阪神を完封して以来5か月半ぶりに先発。
その清水は3回まで3個の四球を出したが無安打無失点。
南海は4回、先頭の鈴木芳太郎の当りは三ゴロ、これをサード伊藤健一が一塁に悪送球、鈴木が二盗を決め、岡村俊昭は左飛に倒れるが、堀井数男が四球を選んで一死一二塁、中野正雄がレフト線に先制二塁打を放って1-0、一死二三塁から清水が中前にタイムリーを放って2-0、荒木正がストレートの四球を選んで一死満塁、増田敏が中前にタイムリーを放って3-0、阪急ベンチはここで先発の中田武夫から天保義夫にスイッチ、トップに返り猪子利男がセンター左にタイムリーを放って4-0、長谷川善三の三ゴロの間に三走荒木が還ってこの回一挙5点を先制する。
阪急は4回裏、一死後笠石徳五郎が右前にチーム初ヒットを放つが後続なく無得点。
阪急は5回、二死後山田伝が左前打を放って出塁、上田藤夫の右中間二塁打で山田が快足を飛ばしてホームに還り1点返し1-5。
阪急は6回、先頭の下社邦男が三塁に内野安打、笠石が左中間に二塁打を放って無死二三塁、池田久之は二飛に倒れて一死二三塁、天保三ゴロをサード鈴木が一塁に悪送球する間に三走下社が還って2-5、伊藤の捕前バントがタイムリー内野安打となって3-5、一死一二塁から中村栄の投ゴロをピッチャー清水が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて一死満塁、南海ベンチはここで先発の清水から別所昭にスイッチ、トップに返り山田の二ゴロの間に三走天保が還って4-5と1点差に迫る。
阪急は9回裏、先頭の三木久一がストレートの四球を選んで出塁、代走に松本泰三を起用、下社も四球を選んで無死一二塁、笠石の三ゴロで下社が二封されて一死一三塁、池田に代わる代打松本利一が右前に同点タイムリーを放ち遂に5-5と追い付く。
阪急は11回裏、一死後下社が四球を選んで出塁、ここで笠石が右中間に劇的なサヨナラ三塁打を放ち阪急が6対5と大逆転勝利。
サヨナラ三塁打の笠石徳五郎は6打数4安打、二塁打1本、三塁打1本で7塁打を記録した。
*西鉄クリッパーズ時代の笠石徳五郎の直筆サインカード。「笠原捕手」とミスプリされていますが、笠石徳五郎です。
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