2017年7月21日金曜日

41年ぶりの対決


 本日の千葉県予選5回戦で銚子商業と習志野が対決。両校の決戦は1976年以来41年ぶりのこととなります。

 41年前の1976年は筆者が高校3年のことでした。1974年の夏の甲子園は銚子商業がエース土屋、篠塚らを擁して優勝、1975年の夏の甲子園は習志野がエース小川らを擁して優勝。前々年と前年の甲子園優勝校が激突した1976年千葉県予選準決勝の「銚子商業vs習志野」の激突は「世紀の一戦」と言われ、千葉県高校野球の聖地・天台球場が満員札止めとなる「世紀の一戦」となりました。

 試合は銚子商業が斉藤一之監督の息子、2年生の斉藤俊之が延長10回裏に劇的なサヨナラホームランを放って習志野を降し、習志野の2年連続甲子園優勝の夢を打ち砕いたのです。銚子商業は決勝も勝って夏の甲子園に出場し、千葉県3連覇を賭けて勝ち進みましたが、準々決勝でこの大会に優勝した桜美林に敗れました。

 あれから41年、習志野市立習志野高校は辛うじて強豪校に踏みとどまっていますが、千葉県立銚子商業は弱小校に零落れています。公立校の復権は至難を極めていますね。



*41年前の1年前、1975年千葉県予選パンフレット。



*両校のメンバー表。共に公立校なので、選手の大半は地元の中学出身です。



 

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