2015年12月13日日曜日

17年 大洋vs阪急 13回戦


10月25日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 8 0 0 0 0 0 8 大洋 53勝34敗6分 0.609 古谷倉之助 重松通雄
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 阪急 46勝43敗6分 0.517 森弘太郎 義川泰造

勝利投手 古谷倉之助 4勝5敗
敗戦投手 森弘太郎  19勝17敗

三塁打 (大)浅岡

勝利打点 富松信彦 3


浅岡三郎、満塁走者一掃の三塁打

 大洋は2回まで無安打、阪急は初回、2回とヒットが出たが無得点。

 大洋は3回、先頭の佐藤武夫が左前打で出塁、宇野錦次が送って一死二塁、しかし中村信一は投ゴロ、濃人渉は三ゴロに倒れて無得点。阪急の3回裏は三者凡退。

 大洋は4回、先頭の浅岡三郎が中前打で出塁、野口明が三塁に内野安打、古谷倉之助も三塁に内野安打して無死満塁、富松信彦が押出し四球を選んで1点を先制、祖父江東一郎の遊ゴロをショート中村栄がエラーして三走野口明が還り2-0、佐藤は三振に倒れるが、宇野に代わる代打野口二郎が押出し四球を選んで3-0、トップに返り中村の三ゴロをサード黒田健吾がホームに悪送球して4-0、濃人渉は浅い左飛に倒れて二死満塁、浅岡が試合を決める中越え三塁打を放って7-0、野口明も左前タイムリーで続きこの回一挙8点、8-0とリードする。

 大量リードをもらった古谷倉之助はタテに落ちるドロップが冴えて8回まで無失点、9回の攻撃で中村民雄を代打に送られてお役御免となった。

 阪急は9回、この回から変わった重松通雄を攻めて先頭の黒田が四球で出塁、山下好一の中前打で無死一三塁、小田野柏は三振、森田定雄に代わる代打日比野武は捕飛に倒れて二死一三塁、ここで何とダブルスチールを決めて1-8、キャッチャー佐藤もこれは予想外だったようで二塁に悪送球、しかもセンター富松までこれを後逸する間に山下好一も還って2-8、しかし池田久之は捕邪飛に倒れて大洋が快勝。


 勝利打点は先制&決勝の押出し四球を選んだ富松信彦であったが、真の殊勲者は4回に先頭打者としてヒットを放ち先制のホームを踏み、打者一巡のこの回2度目の打席で3点三塁打を放った浅岡三郎であった。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿