0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金星 18勝23敗1分 0.439 江田孝 門馬祐
0 1 0 0 0 3 3 0 X 7 南海 22勝19敗1分 0.537 丸山二三雄
勝利投手 丸山二三雄 6勝3敗
敗戦投手 江田孝 5勝10敗
二塁打 (南)朝井、別所
勝利打点(南)丸山二三雄 3
猛打賞 (南)別所昭 3
丸山二三雄、1安打完封に3打点
後楽園の第2試合は江田孝と丸山二三雄の先発で午後3時6分、池田球審の右手が上がりプレイボール。
金星は初回、一死後酒沢政夫が死球を受けて出塁、清原初男はストレートの四球で一死一二塁、ここで酒沢がディレードスチールを仕掛けるが丸山がサード山本一人監督に送球して酒沢は二三塁間に挟まれ、最後は三塁ベースカバーに入った丸山に送球されて「1-5-4-1C」でタッチアウト、酒沢には盗塁失敗が記録されて先制のチャンスを潰す。
南海は2回裏、一死後岡村俊昭が右前打で出塁、朝井昇がライト線に二塁打を放って一死二三塁、丸山の中前タイムリーで1点を先制する。
金星は4回表、先頭の清原の一塁ファウルフライを別所が落球、別所には失策が記録され、生き返った清原は10球ファウルで粘って四球で出塁、一死後小前博文が中前打を放って一二塁と同点のチャンスを迎えるが、ここは丸山が粘って無得点。
南海は6回裏、先頭の山本が四球で出塁、岡村の右前打で無死一三塁、朝井の遊ゴロをショート酒沢が失して無死満塁、丸山が中前に2点タイムリーを放ち3-0、一走朝井は三塁に進み、打者走者の丸山も送球の間に二塁に進んで無死二三塁、坂田清春がスクイズバントを決めて4-0とする。
南海は7回裏、先頭の河西俊雄の当りは遊ゴロ、これを酒沢が一塁に悪送球、別所は左前打、ダブルスチールを決めて無死二三塁、山本の左前タイムリーで5-0、無死一三塁から岡村の二ゴロで山本が二封される間に三走別所が還って6-0、朝井が左前打、二死後坂田が中前にタイムリーを放ち7-0として試合を決める。
丸山二三雄は後半素晴らしい投球で5回以降を無安打に抑え、1安打6四球1死球6三振で今季初完封、6勝目をマークする。
このところ低迷していた南海は久しぶりに“らしさ”を見せて快勝。
丸山は4回、別所のファウルフライ落球で息を吹き返した清原を歩かせて小前に初ヒットを許す嫌な流れを自ら断ち切って1安打完封につなげた。得意の打撃でも先制打に続く追加点となる2点タイムリーも放ち3打点の活躍であった。
なお、5月以降の実況中継で丸山二三雄の名前が一部「丸山二三男」の表記になっていましたが、気付いた限りで「丸山二三雄」に訂正しましたのでご報告します。
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