2025年5月22日木曜日

22年 巨人vs中日 6回戦

6月23日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 巨人 18勝22敗1分 0.450 川崎徳次 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 中日 26勝13敗 0.667 藤本英雄

勝利投手 川崎徳次   7勝5敗 
敗戦投手 藤本英雄 11勝6敗

二塁打 (巨)内堀、小松川、川上 (中)小鶴
本塁打 (巨)平山菊二 2号

勝利打点(巨)平山菊二 5


平山菊二、決勝ツーラン

 後楽園の第2試合は川崎徳次と藤本英雄の先発で午後2時50分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は4回表、千葉茂と川上哲治が倒れて二死後小松原博喜が右中間に二塁打、平山菊二がレフトスタンドに第2号ツーランを叩き込んで2-0とリードする。

 試合はこの一発で決まった。

 巨人先発の川崎は終盤ピンチの連続。7回は先頭の小鶴誠がピッチャー強襲ヒット、大沢清の中前打で無死一三塁のピンチを迎えるが後続を抑えて無失点。8回は先頭の代打藤原鉄之助に右前打を許すが杉浦清監督を投ゴロ併殺に打ち取る。最終回は先頭の小鶴誠に右越え二塁打を打たれるが最後は連続三振で凌いで無失点。

 川崎徳次は7安打1四球6三振で今季4度目の完封、7勝目をマークする。

 川崎は6月8日の南海戦で5年ぶり戦後初完封を飾ると、12日の中日戦、19日の大阪戦と3試合連続完封。22日の金星戦はリリーフで2回3分の2を無失点、この日で先発した試合では4試合連続完封となり、現在40と3分の2イニング連続無失点を継続中である。

 首位争いを繰り広げる大阪と中日の調子が落ちてきて、現状では阪急、金星、巨人が3強である。阪急は今節上位打線が全員4割前後の打率、金星は重松、内藤、江田、三富の4人が完封勝利を連発、巨人も川崎に加えて今節は中尾と多田も完封と投手陣が好調である。

 中でも、重松通雄と川崎徳次は今節共に大阪と中日を完封、週間MVP投手部門は熾烈な争いが予想される。

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