2022年3月13日日曜日

21年 中部日本vsパシフィック 11回戦

9月29日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 1 2 0 0 0 0 0 0  0   0  3 中部 31勝50敗3分 0.383 松尾幸造 服部受弘 
0 0 3 0 0 0 0 0 0  0  1X 4 パ軍 36勝46敗3分 0.439 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 22*勝16敗 
敗戦投手 服部受弘  12勝7敗

二塁打 (パ)辻井、伊勢川
三塁打 (中)古川、小鶴、藤原
本塁打 (パ)藤井勇 3号

勝利打点 (パ)藤井勇 6*

猛打賞 (パ)藤井勇 3


藤井勇、サヨナラホーマー

 後楽園の第1試合は松尾幸造と真田重蔵の先発で午後1時2分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の岩本が四球を選んで出塁、続く金山が送って一死二塁、しかし古川の遊ゴロに金山が飛び出し「6-5-4-1」の挟殺プレーでタッチアウト、小鶴は三振に倒れて無得点。

 パ軍は1回裏、二死後小島、藤井が連打、しかし森下は三振に倒れて無得点。

 中部は2回表、先頭の杉浦清監督が左前打で出塁、加藤の三ゴロの間に杉浦は二進、藤原の投ゴロで杉浦が三塁に走るが真田からの送球にタッチアウト、ワイルドピッチで藤原が二進、松尾の中前タイムリーで1点を先制する。

 中部は3回表、一死後金山が左前打で出塁、古川が右中間をライナーで破るタイムリー三塁打を放ち2-0、小鶴も右越えにタイムリー三塁打で続いて3-0とリードする。

 パ軍は3回裏、二死後小島が中前打で出塁、藤井はストレートの四球、森下も初球ストライクから4球ボールが続いて二死満塁、辻井もストレートの押出し四球で1-3、伊勢川は松尾がストライクを取りにきたところを狙い打ってライト線に2点タイムリー二塁打を放ち3-3の同点に追い付く。

 中部は4回表、先頭の藤原が左中間に三塁打、松尾に代わる代打大沢清の飛球は中前に落ちそうな当りであったがセンター森下がファインプレー、三村、岩本は連続投ゴロに倒れて無得点。

 4回まで6安打を許した真田は5回以降立ち直り8回に小鶴に中前打を打たれたのみ。

 4回から登板の中部服部受弘も走者を出しながら粘りのピチングで無失点を続けて試合は延長戦へ。

 中部は9回以降3イニング連続三者凡退。

 パ軍は11回裏、先頭の藤井がワンストライクからの2球目をライトスタンドにサヨナラホームラン、パ軍が接戦を制する。

 真田重蔵は11回を7安打3四球6三振で完投、22勝目をマークして白木に並ぶが、10月初めの連盟理事会で5月26日のグ軍戦の勝利が取り消されることとなる。

 藤井勇も6個目の勝利打点を記録したが、5月26日のグ軍戦での勝利打点は取り消される。

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