2022年2月5日土曜日

21年 中部日本vs阪急 14回戦

9月27日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
3 3 1 1 0 0 0 0 0  0   0   0  8 中部 31勝49敗3分 0.388 服部受弘 久野勝美
2 1 3 1 0 1 0 0 0  0   0   0  8 阪急 45勝45敗1分 0.500 溝部武夫 今西錬太郎 野口二郎

二塁打 (中)加藤3 (急)野口二郎、青田
三塁打 (急)野口二郎
本塁打 (中)金山次郎 1号、古川清蔵 6号 (急)日比野武 4号

勝利打点 なし

猛打賞 (中)加藤正二 5 (急)青田昇 12、野口二郎(4安打)5、日比野武(4安打)5、荒木茂 2


両軍7回以降無得点

 第23節2日目、後楽園の第1試合は服部受弘と溝部武夫の先発で午後1時丁度、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、一死後金山がレフトスタンドに先制ホームラン、古川は四球、小鶴も三塁線にヒット、阪急ベンチは早くも先発の溝部から今西錬太郎にスイッチ、杉浦清監督は中飛に倒れるが、加藤正二が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち3-0とリードする。

 阪急は1回裏、先頭の山田伝が中前打で出塁すると上田の二ゴロで二進、青田が左前打から二盗を決めて一死二三塁、野口二郎がライト線に2点タイムリー二塁打を放ち2-3と追い上げる。

 中部は2回表、服部、三村が連続四球、トップに返り岩本も四球を選んで無死満塁、古川の中前打をセンター山田が後逸して三者生還、6-2とする。古川は2打点。

 阪急は2回裏、先頭の荒木茂が左前打、今西も右前打で無死一二塁、トップに返り山田が中前にタイムリーを放ち3-6。今西は三塁に進み、山田が二盗を決めて無死二三塁、しかし上田のセカンドライナーに二走山田が飛び出してダブルプレー。

 中部は3回表、先頭の加藤が三塁線を破る二塁打、藤原鉄之助が中前にタイムリーを放ち7-3と突き放す。

 阪急は3回裏、先頭の野口二郎が中前打から二盗に成功、野口明の二ゴロで二郎は三進、坂井豊司が左前にタイムリーを放ち4-7、日比野がレフトスタンドにツーランを叩き込んで6-7と1点差に追い上げる。

 中部は4回表、二死後古川がレフトに第6号ホームランを叩き込んで8-6とリードを広げる。

 阪急は4回裏、一死後上田が四球で出塁、青田の三ゴロで上田は二進、野口二郎の三遊間タイムリーで7-8と再度1点差に詰め寄る。

 阪急は6回裏、先頭の山田が四球で出塁、二死後野口二郎がセンター奥に同点三塁打を放ち8-8と追い付く。

 中部は3回途中から服部をリリーフした久野勝美が9回3分の2を投げて10安打5四球無三振2失点。

 阪急は6回途中から野口二郎が三番手のマウンドに上がり7イニングを4安打2四球2三振無失点。

 結局延長12回引き分ける。

 阪急は10回裏、二死後青田が二塁打を放ったが、その直前の上田のライトへのライナーをこの回から加藤に代わってライトに入っていた笠石徳五郎に好捕されたのが痛かった。

 中部は久野勝美が戦力になってきたのが大きい。

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