2021年7月24日土曜日

21年 グレートリングvsタイガース 11回戦

9月6日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 7 1 0 0 0 2 0 10 グ軍 46勝27敗 0.630 丸山二三雄
0 0 0 0 0 0 2 1 0  3  タ軍 44勝26敗 0.629 藤村冨美男 渡辺誠太郎

勝利投手 丸山二三雄 16勝11敗 
敗戦投手 藤村冨美男 11勝1敗

二塁打 (グ)山本、宮崎 (タ)藤村
三塁打 (グ)堀井

勝利打点 (グ)田川豊 6

猛打賞 (グ)山本一人 10、宮崎仁郎 2


グ軍、山本と堀井の長打で首位奪還!

 西宮の第2試合は首位攻防戦。丸山二三雄と藤村冨美男の先発で午後3時8分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は初回、一死後河西が四球を選ぶと三番田川が送りバント、しかし山本一人監督は左飛に倒れて無得点、2回も先頭の堀井がエラーで出ると岡村が送るが後続が倒れて無得点。

 タ軍は1回裏、一死後金田が右中間に三塁打、しかし土井垣の中飛は浅い当たりで金田は動けず、本堂も三振に倒れて無得点。

 グ軍は3回表、先頭の宮崎仁郎が中前打で出塁、トップに返り安井はストレートの四球、河西の投前送りバントが野選を誘って無死満塁、田川の遊ゴロをショート長谷川がバックホームするがセーフ、野選が記録されて1-0、山本の左中間2点タイムリー二塁打で3-0、堀井の中越え2点タイムリー三塁打で5-0、岡村も四球を選ぶが二盗に失敗、一死三塁から好調筒井が右前にタイムリーを放ち6-0、丸山は捕邪飛に倒れるが、打者一巡して宮崎がこの回2本目のヒットとなる二塁打をレフトに放って二死二三塁、トップに返り安井の打席でキャッチャー土井垣が二塁に牽制悪送球、三走筒井が還ってこの回7点をもぎ取る。先発藤村はここでサードに回り、渡辺誠太郎がリリーフのマウンドに上がって安井を中飛に打ち取る。

 グ軍は4回表、二死後山本が左前打で出塁、堀井の右前打で二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて8-0とする。山本はここまで一塁走者として3度重盗をアシストしてきたが、本盗は今季初となる。

 タ軍は6回まで丸山の前に長谷川の内野安打1本に抑え込まれてきたが7回裏、先頭の本堂が左前打で出塁、藤村の右中間二塁打で無死二三塁、高山泰夫に代わる代打山口政信の三ゴロをサード河西がエラー、二人の走者は動けず無死満塁、渡辺の三ゴロの間に三走本堂が還って1-8、長谷川のピッチャー強襲タイムリーで2-8、しかし御園生の当りはファーストライナー、山本がベースを踏んでダブルプレー。

 グ軍は8回表、先頭の宮崎が左中間にヒット、トップに返り安井の二ゴロの間に宮崎は二進、河西の三塁内野安打で一死一三塁、河西が二盗を決め、田川が四球を選んで一死満塁、山本が左前に2点タイムリーを放ち10-2とする。続く堀井が四球を選んで再び一死満塁、木村勉の投ゴロでピッチャー渡辺はホームに送球して三走田川は本封、キャッチャー土井垣が一塁に転送すると二走山本は三塁ベースを蹴ってホームに突っ込み、ファースト本堂はベースを踏まずにバックホーム、山本は本塁寸前タッチアウトとなって併殺となったが、グ軍は最後まで積極的走塁を見せた。

 タ軍は8回裏、一死後金田が四球を選んで出塁、土井垣は右前打、本堂はストレートの四球で一死満塁、藤村の中犠飛で1点返して3-10とするがここで力尽きる。

 丸山二三雄は7安打4四球4三振の完投で16勝目、近藤、白木、真田とハーラートップタイに並ぶ。

 グ軍は勝率でタ軍を1厘上回り首位奪還。

 なお、後に5月26日のパ軍戦が没収試合となり敗戦が勝利に変更されるが、当ブログは「実況中継」なのでその時選手たちが認識していた勝敗のとおりお届けしていますのでご了承ください。

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