2017年6月11日日曜日

18年 大和vs朝日 9回戦


9月18日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0  0   0   0  1 大和 26勝30敗5分 0.464 畑福俊英 石田光彦
0 0 0 0 0 1 0 0 0  0   0   0  1 朝日 30勝25敗6分 0.545 内藤幸三

二塁打 (和)岡田、小島

勝利打点 なし

猛打賞 (朝)酒沢政夫 2


朝日、3試合連続12回引分け

 朝日はここまで2試合連続延長12回引分け。9月15日の西鉄戦で12回を完投して1安打無失点の好投を見せた内藤幸三が中2日で先発する。

 内藤はこの日も快調な立ち上がりで、1回、2回と三者凡退。3回、先頭の小松原博喜にストレートの四球を与えるが、畑福俊英のバントが小飛球となり内藤が捕球して一塁に送球、一走小松原が還れずダブルプレー、渡辺絢吾に左前打を許すが渡辺の二盗をキャッチャー小林章良が刺した。


 4回は一死後岡田福吉にストレートの四球から二盗を許すが、金子裕を三振、小島利男も連続三振に打ち取る。5回、先頭の高橋吉雄に中前打を打たれ、鈴木秀雄も一二塁間に内野安打、小松原の投前バントを内藤が三塁に送球して二走高橋を三封、畑福を三振に仕留め、渡辺に四球を与えて二死満塁とするが、トップに返り木村孝平を中飛に打ち取りここまで無失点。


 大和先発の畑福俊英も持ち前の粘りのピッチングを見せた。1回は三者凡退、2回は二死後大友一明に三塁内野安打を許し、渡辺時信にも左前打を打たれて二死一二塁とするが、大島渡を右飛に打ち取る。


 3回も二死後森本清三に四球を与え、酒沢政夫にライト線ヒットを許して森本は三進、酒沢が二盗を決めて二死二三塁のピンチとするが、ここも中谷順次を二ゴロに抑える。4回は三者凡退、5回は二死後坪内道則に三塁線にバントヒットを決められ、サード高橋の一塁悪送球も加わって二死二塁とするが、森本を遊ゴロに抑えてここまで無失点。


 試合が動いたのは6回。


 大和は6回表、先頭の岡田が思い切り引っ張って左中間に二塁打、金子の中前打で無死一三塁、小島が左中間に二塁打を放って1点を先制、高橋は浅い中飛に倒れて一死二三塁、鈴木のバントは投飛、これはスクイズ失敗か、小松原も中飛に倒れて追加得点はならず。


 朝日は6回裏、先頭の酒沢が中前打で出塁、中谷は遊飛に倒れるが、小林章良の右前打で一死一三塁、大友の遊ゴロ併殺崩れの間に三走酒沢が還って1-1の同点とする。


 6回に1点を失ったが粘りのピッチングで追加点を許さなかった内藤は、7回、8回を三者凡退。9回、先頭の高橋にレフト線ヒットを許し、鈴木を三振に打ち取るが、小松原に四球を許して一死一二塁、ここも畑福に代わる代打吉水幸夫を三ゴロ併殺に打ち取る。


 畑福に代打を出した朝日は9回から二番手として石田光彦をマウンドに送る。石田は9回裏を三者凡退、10回裏、二死後酒沢に中前打、中谷に四球を与えて二死一二塁とするが、小林を遊ゴロに打ち取る。11回裏、先頭の大友に中前打を許し、早川平一に送りバントを決められて一死二塁と一打サヨナラのピンチ、しかしここも林安夫を右飛、内藤を二ゴロに抑えて無失点。


 延長に入って10回、11回と三者凡退に抑えてきた内藤は12回表にピンチを迎える。一死後小松原に四球を与え、石田に左前打を許して一死一二塁、渡辺に代わる代打呉新亨の投ゴロを内藤が三塁に送球して二走小松原は三封、トップに返り木村の当りはセカンドライナーとなって大和の勝ちはなくなった。


 石田は12回裏を三者凡退に抑えて両軍引分け、朝日はこれで3試合連続延長12回引分けとなった。


 内藤幸三は15日の西鉄戦に続いて延長12回を完投して引分け。この日は157球を投げて8安打5四球9三振1失点であった。9回裏一死一二塁のピンチで朝日が畑福に代えて代打吉水幸夫を起用、内藤が吉水を三ゴロ併殺に打ち取ったが、内藤としては強打の畑福の方が嫌だったのではないか、内心「しめた!」というところではなかったでしょうか。



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