9月19日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 阪急 21勝39敗2分 0.367 天保義夫
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 23勝38敗1分 0.377 別所昭
勝利投手 天保義夫 6勝12敗
敗戦投手 別所昭 14勝19敗
勝利打点 なし
猛打賞 (急)山田伝 4
別所昭、手痛い牽制悪送球
南海先発の別所昭は初回、先頭の中村栄を二ゴロ、上田藤夫を三ゴロに打ち取るが、山田伝に中前打を許し、山田の二盗をキャッチャー荒木正が刺して3人で攻撃を終える。2回、3回は三者凡退。
阪急先発の天保義夫は立ち上がりから安定せず、初回は一死後鈴木芳太郎にストレートの四球、しかし岡村俊昭を一ゴロ、中野正雄を三振に打ち取る。2回も一死後堀井数男にレフト線ヒットを打たれるが、増田敏を左飛、荒木を三邪飛に抑える。3回は二死後鈴木を遊ゴロに打ち取るがショート中村がエラー、ここも岡村を二ゴロに打ち取り無失点。
別所は4回、一死後植田に四球を与え、パスボールで上田が二進、山田に右前打を許すと二走上田は三塁ベースを蹴ってホームへ、しかしライト岡村俊昭からの本塁送球にタッチアウト、ここも別所は味方の補殺に助けられた。
別所は5回、先頭の三木久一に三塁内野安打を許し、笠石徳五郎は中飛に打ち取るが、池田久之に左前打を打たれて一死一二塁、ここも天保義夫を三ゴロ、伊藤健一も二ゴロに抑える。
天保は5回、先頭の荒木に左前打を許し、長谷川善三の投前送りバントをファンブルして犠打エラー、しかし牽制で二走荒木を刺し、猪子利男を三ゴロ併殺に打ち取りピンチを切り抜ける。
阪急は6回、二死後山田が中前打を放つと二盗に成功、更にキャッチャー荒木の悪送球が加わり山田は三進、下社邦男も四球から二盗を決めて二死二三塁、ここで別所が三塁に牽制球を投ずるが痛恨の悪送球、三走山田に続いて二走下社も還ってこの回2点を先制する。
別所は7回以降、阪急打線を無安打に抑える。
天保義夫は7回以降を三者凡退に抑え、3安打2四球5三振で今季4度目の完封、7勝目をあげる。
別所昭も3安打3四球4三振2失点のピッチング、自責点ゼロであるが、あまりにも痛い三塁牽制悪送球であった。
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