9月20日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 西鉄 26勝31敗6分 0.456 重松通雄
1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 阪急 22勝39敗2分 0.361 笠松実
勝利投手 笠松実 6勝8敗
敗戦投手 重松通雄 7勝16敗
勝利打点 三木久一 2
56分の投手戦
昭和15年8月11日、大連・満倶球場 で行われた阪急vsタイガース戦で記録された56分と並ぶ最短試合時間タイ記録が樹立された。
阪急は初回、先頭の中村栄が四球を選んで出塁、上田藤夫のライト線ヒットで中村は三塁に進み、上田が二盗を決めて無死二三塁、山田伝のバントは捕飛となって一死二三塁、ここはスクイズ失敗か、下社邦男が四球を選んで一死満塁、三木久一の二ゴロの間に三走中村が還って1点を先制する。
西鉄先発の重松通雄は初回に3四球を出したが、2回以降8回まで1四球1安打無失点のピッチング。
阪急先発の笠松実は7回まで3四球無安打無失点。8回、二死後鵜飼勉に左前打を打たれて大記録は逸したが、1安打3四球3三振で今季3度目の完封。
重松通雄も西鉄打線を2安打3四球3三振1失点に抑え、両軍合わせて3安打のみであった。
初回の重松の3四球がなかったら試合時間は55分となっていたかもしれない。
昭和21年7月26日、タイガースvsパシフィック戦で55分の史上最短試合時間記録が作られることとなる。昭和18年9月20日時点においては、昭和15年の大連とこの日に記録された56分が最短試合時間記録となる。
0 件のコメント:
コメントを投稿