7月27日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 17勝30敗1分 0.362 別所昭
0 0 3 0 0 0 0 1 X 4 巨人 29勝17敗2分 0.630 藤本英雄
勝利投手 藤本英雄 17勝6敗
敗戦投手 別所昭 11勝14敗
二塁打 (南)中野、別所
勝利打点 白石敏男 5
藤本英雄、2試合連続無四球完封
巨人は3回、先頭の小池繁雄の当りは三ゴロ、サード増田敏からの送球をファースト中野正雄がエラーして無死一塁、三好主が送って一死二塁、トップに返り呉昌征が三前にバントヒットを決めて一死一三塁、呉が二盗を決めて一死二三塁、白石敏男が中前にタイムリーを放って1点を先制、白石が二盗を決めて一死二三塁、小暮力三の中犠飛で2-0、青田昇が右前にタイムリーを放ってこの回3点を先制する。
巨人は8回、先頭の青田がストレートの四球で出塁、林清光に代わる代打伊藤健太郎は遊飛に倒れるが、藤本英雄が二遊間に内野安打、一走伊藤が三塁に走るが「4-6-5」と転送されてタッチアウト、この間に打者走者の藤本は二進して二死二塁、多田文久三が右前にタイムリーを放って4-0とする。
藤本英雄はこの日も快調なピッチング、初回に中野正雄、9回に別所昭に二塁打を打たれたが危なげない投球で6安打無四球5三振、2試合連続無四球完封で17勝目を飾る。7月に入って4度目の完封となる。シーズン当初はコントロールに苦しみ巨人低迷の戦犯となっていたが、夏になってコントロールが劇的に改善してきた。後楽園の第二試合で名古屋が阪急と対戦するが、この時点で名古屋を抜いて巨人がトップに立った。
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