2017年2月15日水曜日

18年 巨人vs阪急 7回戦


7月24日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
5 0 0 0 1 0 0 0 0 6 巨人 27勝17敗2分 0.614 川畑博 藤本英雄
1 0 0 0 0 0 0 0 3 4 阪急 17勝28敗1分 0.378 天保義夫 高橋敏 江田孝


勝利投手 川畑博     5勝2敗
敗戦投手 天保義夫 5勝11敗
セーブ      藤本英雄 1

二塁打 (巨)多田 (急)安田
三塁打 (巨)呉
本塁打 (巨)川畑 2号

勝利打点 青田昇 4

猛打賞 (巨)川畑博 1


川畑博、スリーランホームラン

 巨人は初回、一死後白石敏男が三塁に内野安打、サード三木久一の一塁悪送球が加わり白石は二進、小暮力三が中前打を放って一死一三塁、青田昇が左前にタイムリーを放ち1点を先制、伊藤健太郎が四球を選んで一死満塁、阪急ベンチは早くも先発の天保義夫に代えて二番手として高橋敏を投入、多田文久三の三ゴロをサード三木は三塁ベースを踏んでから一塁に送球するが、これが再び悪送球、ゲッツーならずで三走小暮が生還し2-0、二死二三塁から川畑博がレフトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで5-0と大量リードする。

 阪急は1回裏、一死後上田藤夫が二遊間に内野安打、山田伝が四球を選んで一死一二塁、下社邦男の二ゴロで山田は二封されて二死一三塁、三木の三ゴロをファースト小暮が落球する間に三走上田が還って1-5とする。


 巨人は5回、先頭の呉昌征が右中間に三塁打、一死後小暮が中前にタイムリーを放って6-0とダメ押す。


 阪急は7回から三番手として江田孝が登板。


 初回に不運な失点があったが、巨人先発の川畑博は自らのスリーランによる大量リードに気を良くして2回以降8回まで阪急打線を3安打無得点に抑える。


 阪急は9回裏、先頭の山田がストレートの四球で出塁、下社が中前打を放ち、ダブルスチールを決めて無死二三塁、三木が四球を選んで無死満塁、笠石徳五郎が二遊間に2点タイムリーを放って3-6、安田信夫がレフト線に二塁打を放って4-6と2点差に迫りなお無死二三塁、慌てた巨人ベンチはここで川畑からエース藤本英雄にスイッチ、江田が四球を選んで再度無死満塁、松本泰三は三振に倒れて一死満塁、トップに返り中村栄の投ゴロが「1-2-3」と渡ってダブルプレー、巨人が辛くも逃げ切る。


 川畑博は藤本のリリーフを仰いだものの8回3分の0を投げて7安打3四球1死球2三振、5勝目をあげる。打っては第2号スリーランを放ち猛打賞を記録する活躍であった。



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