2022年6月29日水曜日

21年 ゴールドスターvs阪急 14回戦

10月14日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 1 1 0 3 ゴ軍 38勝53敗1分 0.418 江田孝 
2 0 1 0 0 1 0 0 X 4 阪急 47勝48敗1分 0.495 今西錬太郎

勝利投手 今西錬太郎 6勝6敗 
敗戦投手 江田孝        6勝13敗

二塁打 (ゴ)坪内 (急)野口明

勝利打点(急)野口明 3

猛打賞 (ゴ)坪内道則 10


今西錬太郎、10奪三振の力投

 西宮の第2試合は江田孝と今西錬太郎の先発で第1試合終了の午前11時20分から3時間7分後の午後2時37分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 この日も進駐軍の行事が割り込んできたようだ。

 阪急は初回、一死後坂井豊司が右前打で出塁、青田昇の三ゴロをサード清原初男が二塁に送球するがセカンド中村信一が落球、野口二郎の右前打で一死満塁、野口明が右中間にタイムリー二塁打を放ち2点を先制する。

 阪急は3回裏、一死後青田が中前打から二盗に成功、二死後野口明の二遊間タイムリーで1点を追加、3-0とする。ここまで野口明が全打点。

 阪急先発の今西は快調なピッチング。初回、二死後坪内道則監督に左前打を許すが二盗をキャッチャー日比野武が刺し、4回は、一死後酒沢政夫に中前打を許し、続く坪内にも右前に運ばれるがライト野口二郎が強肩を生かして酒沢を二封する「ライトゴロ」、味方の好守にも助けられた。

 ゴ軍は6回表、先頭の早川平一が左前にヒット、ここからトップに返り中村、酒沢は連続一飛で二死一塁、坪内が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-3と追い上げる。

 阪急は6回裏、先頭の野口二郎が四球で出塁、一死後日比野の右前打で一三塁、上田藤夫の三ゴロ併殺崩れの間に三走野口二郎が還って4-1と突き放す。

 ゴ軍は7回表、清原、大友一明が連続二遊間内野安打、今西の二塁牽制悪送球で無死一三塁、辻功は三振に倒れるが、江田が中前にタイムリーを放ち2-4と追い上げる。

 ゴ軍は8回表、一死後坪内が二塁に内野安打、セカンド荒木茂の一塁悪送球が加わって一死二塁、西沢道夫が中前にタイムリーを放ち3-4と1点差、清原の遊撃内野安打で一死一二塁、ここでダブルスチールを試みるが日比野が三塁で二走西沢を刺して二死二塁、大友は三振に倒れて1点差止まり。

 今西錬太郎は最終回のゴ軍の反撃を三者三振に切って捨てる力投を見せ、10安打1四球10三振の完投で6勝目をあげる。

 8月29日から連続試合安打を続ける野口二郎は「23」まで伸ばしてきた。同時期に、9月6日から連続安打を続けていた小鶴誠の連続試合安打記録は「17」で途切れている。野口二郎はどこまで続けるのであろうか。

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