10月24日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 名軍 42勝27敗7分 0.609 石丸進一 野口正明
1 0 0 0 1 0 0 0 X 2 阪急 29勝47敗2分 0.382 高橋敏
勝利投手 高橋敏 1勝1敗
敗戦投手 石丸進一 18勝11敗
三塁打 (急)山田
勝利打点 高橋敏 1
四番ピッチャー高橋敏が完投勝利と決勝打
阪急は初回、先頭の山田伝が左中間に三塁打、上田藤夫は三ゴロに倒れ、下社邦男が四球を選んで一死一三塁、ここで四番ピッチャー高橋敏が右前にタイムリーを放って1点を先制する。
阪急は5回、先頭の山田が中前打を放つと二盗に成功、上田が三前に送りバント、サード伊藤健一からの一塁送球が悪送球となる間に三塁に進んでいた山田がホームに還り2-0とする。
先制打を放った阪急先発の高橋敏は、名古屋打線に4回まで4安打を許すが無失点。5回から7回は無安打に抑える。
名古屋は8回、先頭の藤原鉄之助が右前打で出塁、続く金山次郎の遊ゴロをショート遠山晴富がエラーして無死一二塁、石丸進一に代わる代打西沢道夫の遊ゴロで金山が二封されて一死一三塁、トップに返り石丸藤吉の遊ゴロの間に三走藤原が還って1-2と1点差に追い上げる。
高橋敏は9回の名古屋の反撃を三者凡退に抑え、5安打2四球1三振1失点、自責点ゼロの完投で今季1勝目をあげる。四番打者としても初回に決勝打を放って勝利打点を記録した。
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