10月23日 (土) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪神 38勝30敗6分 0.559 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大和 31勝38敗6分 0.449 畑福俊英
勝利投手 若林忠志 23勝10敗
敗戦投手 畑福俊英 11勝9敗
勝利打点 金田正泰 2
若林忠志、歴史的快投!
阪神は3回、先頭の武智修が四球を選んで出塁、玉置玉一が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り塚本博睦の左前打で一死一三塁、金田正泰のニゴロ併殺崩れの間に三走武智が還って1点を先制する。
若林忠志が歴史的快投でこの1点を守り抜いた。
初回、木村孝平は中飛、呉新亨は三ゴロ、金子裕は遊飛。2回、高橋吉雄は右飛、小松原博喜は右直、木下政文は左飛。3回、鈴木秀雄は三飛、畑福俊英の当りはショートへの内野安打、岡田福吉は左飛、トップに返り木村の遊ゴロで畑福は二封。
4回以降、若林はパーフェクトピッチングを続け、9回、畑福を一邪飛、岡田を三ゴロ、トップに返り木村を中飛に打ち取り今季10度目の完封、23勝目をあげる。
1安打無四球無三振無失点、三者凡退を8度記録して残塁は1、77球を投げて28人で終わらせた。
若林は昭和16年に1試合三者凡退8度の記録を2度達成しているが、延長18回と延長17回の試合でのものであった。
9イニングの試合で8度の三者凡退は、昭和15年4月14日、阪急の浅野勝三郎が四球1個の無安打無得点(準パーフェクト)を記録した時と、昭和17年5月17日、巨人の広瀬習一が初回に1安打1四球の後、2回~9回を三者凡退に退けた時の2回記録されており、この日の若林はプロ野球史上3回目の「9イニングでの三者凡退8度の記録」となる(当ブログ調べ。精査はしていませんので他にもある可能性があります)。
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