2017年9月25日月曜日

18年 大和vs巨人 11回戦


10月19日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 大和 30勝37敗6分 0.448 畑福俊英
1 0 0 0 0 1 0 0 X 2 巨人 49勝25敗2分 0.662 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 32勝10敗
敗戦投手 畑福俊英 11勝8敗

二塁打 (巨)永沢、多田
三塁打 (和)金子 (巨)中村

勝利打点 多田文久三 6

猛打賞 (巨)多田文久三 1


多田文久三、猛打賞と決勝打

 巨人のホットコーナーは中村政美。今季の巨人のスタメンサードは小池繁雄がレギュラーで、三好主と大屋克己がサードで先発したことがあるが中村は初めてとなる。白石敏男が欠場したこの試合は小池が9番ショートでスタメン出場。また、坂本茂が一番セカンドに入り、呉昌征は二番センター。呉がトップを外れるのは4月24日と25日に三番に入った時以来となる。

 大和は初回、先頭の木村孝平が中前にクリーンヒット、呉新亨の遊ゴロはショート小池が無難に捌き、金子裕が左中間奥深くに三塁打を放って木村が還り1点を先制する。

 巨人は1回裏、先頭の坂本の当りは投ゴロ、これをピッチャー畑福俊英がエラー、坂本が二盗を決め、呉が四球を選んで無死一二塁、中島治康の左前打で無死満塁、小暮力三は浅い左飛に倒れるが、伊藤健太郎の中犠飛で1-1の同点に追い付く。

 2回からは巨人先発の藤本英雄と大和先発の畑福俊英との投げ合いが続く。

 藤本は6回まで1安打無失点。

 一方、畑福はランナーを出しながら身上の粘りのピッチングを見せる。2回、先頭の多田文久三に中前打を打たれ、小池に送りバントを決められて一死二塁、しかしトップに返り坂本を中飛、呉を三振に打ち取り無失点。3回は三者凡退抑え、4回、二死後多田に中前打、小池に右前打、トップに返り坂本に右前打を許して二死満塁、ここで3回表の守備から呉に代わってセンターに入っている青田昇を打席に迎えるが、三振に打ち取り無失点。

 5回、一死後4回表の守備から小暮に代わってファーストに入っている永沢富士雄にレフト線二塁打を打たれるが、伊藤を三振、藤本を中飛に切って捨ててこの回も無失点。

 巨人は6回、先頭の中村が右中間奥深く三塁打、多田がライト線に決勝二塁打を放って2-1と勝ち越す。

 大和は7回、二死後畑福が中前打で出塁、岡田福吉が左前打で続いて二死一二塁、しかしトップに返り期待の木村は左飛に倒れて同点機を逸す。

 藤本英雄は大和の反撃を8回、9回と三者凡退に抑え、5安打1四球5三振の完投で32勝目をあげる。

 畑福俊英は8回を完投して8安打3四球3三振2失点、粘りのピッチングも虚しく8敗目を喫した。

 

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