10月13日 (水) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 3 0 2 5 阪急 28勝44敗2分 0.389 笠松実 天保義夫
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 大和 30勝34敗6分 0.469 畑福俊英
勝利投手 笠松実 8勝10敗
敗戦投手 畑福俊英 11勝6敗
セーブ 天保義夫 3
二塁打 (急)三木
三塁打 (和)高橋
勝利打点 山田伝 3
上田藤夫が3打点
大和先発の畑福俊英は初回、二死後上田藤夫に四球を与え、三木久一の三ゴロをサード高橋吉雄が一塁に悪送球して一三塁のピンチを迎えるが、松本利一を遊飛に打ち取り無失点。2回は三者凡退に抑えるが、3回二死後、下社邦男と上田に連打を許して一二塁のピンチ、ここも三木を三ゴロに打ち取り無失点。4回は三者凡退に抑え、5回は先頭の伊藤健一にレフト戦ヒットを許すが、中村栄のサードライナーに一走伊藤が戻れずダブルプレー、トップに返り山田伝にセーフティバントを決められ二盗を許すが、ここも下社を遊飛に打ち取り無失点。6回は三者凡退。
阪急先発の笠松実は4回まで無安打ピッチング。2回に先頭の小島利男の遊ゴロをショート中村がエラーするが、高橋のライトに抜ける当りをライト三木が二塁に送球して小島を刺しライトゴロにしてくれたので無安打が継続した。5回は先頭の高橋に右中間三塁打を許すが、鈴木秀雄を浅い右邪飛、小松原博喜を三振、畑福を投ゴロに打ち取る。6回は三者凡退。
阪急は7回、先頭の笠松が四球で出塁、安田信夫の送りバントが内野安打となって無死一二塁、伊藤の三塁線バントも内野安打となって無死満塁、中村の投ゴロはピッチャー畑福がバックホームして三走笠松を本封、トップに返り山田の遊ゴロの間に三走安田が還って1点を先制、下社が四球を選んで二死満塁、上田のピッチャー強襲ヒットが2点タイムリーとなって3-0とリードを広げる。
阪急は9回、一死後山田が四球から二盗に成功、キャッチャー鈴木の二塁送球が悪送球となって山田は三進、下社が四球から二盗を決めて一死二三塁、上田の二ゴロの間に三走山田が還って4-0、三木が右中間に二塁打を放って5-0とダメ押す。
大和は9回裏、先頭の金子裕が四球を選んで出塁、小島に代わる代打広島清美の右前打で一走金子は三進、ライト三木からの返球の間に打者走者の広島は二塁を狙うがキャッチャー安田からの送球にタッチアウト、高橋が死球を受けて一死一三塁、鈴木がストレートの四球を選んで一死満塁、阪急ベンチは完封目前で乱れた笠松から天保義夫にスイッチ、小松原が右前にタイムリーを放って1-5、しかし畑福の代打吉水幸夫は三振、岡田福吉は三ゴロに倒れて阪急が逃げ切る。
笠松実は8回3分の1を投げて3安打4四球1死球1失点、8勝目っをあげる。
天保義夫は5点リードした満塁の場面でリリーフに出ているのでセーブが記録される。
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