10月18日 (月) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大和 30勝36敗6分 0.455 片山栄次
0 0 0 2 0 0 4 0 X 6 西鉄 31勝34敗7分 0.477 野口二郎
勝利投手 野口二郎 19勝12敗
敗戦投手 片山栄次 10勝18敗
三塁打 (西)黒沢
勝利打点 黒沢俊夫 2
黒沢俊夫、満塁走者一掃三塁打
西鉄先発の野口二郎は、1回~3回を三者凡退。4回一死後、呉新亨にストレートの四球を与えるが、呉の二盗をキャッチャー中村民雄が刺し、金子裕を左飛に打ち取りこの回も3人で攻撃終了。
1回、2回と併殺でチャンスを潰した西鉄は4回、先頭の濃人渉がショートに内野安打、野口二郎が左前にヒットを放ち無死一二塁、野口明の遊ゴロで野口二郎が二封されて一死一三塁、黒沢俊夫のニゴロをセカンド小島利男がエラー、この間に三走濃人が還って1点を先制、黒沢には打点が記録される。山田秀夫は二飛に倒れるが、富松信彦が右前にタイムリーを放って2-0とする。
リードをもらった野口二郎は5回、6回も三者凡退。7回、先頭の木村孝平に四球を与え、呉に右前打を許して無死一二塁、金子に送りバントを決められて一死二三塁とこの日初のピンチ、しかし高橋吉雄を三邪飛、小松原博喜をニゴロに打ち取り無失点。
西鉄は7回裏、一死後中村信一が二遊間にヒット、濃人の右前打で無死一三塁、野口二郎が中前にタイムリーを放って3-0、野口明の三塁内野安打で一死満塁、ここで黒沢が左中間に走者一掃の三塁打を放って三者生還、6-0として試合を決める。
野口二郎は8回に片山栄次にヒットを許すが無失点、9回も三者凡退に抑えて2安打2四球3三振で今季8度目の完封、19勝目をあげる。肘の故障から完全に復活してきた。
黒沢俊夫が4打数1安打4打点の活躍。勝利打点は4回の二ゴロであげた打点に記録されるが、殊勲の一打は7回に放った満塁走者一掃の三塁打であった。
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