2017年9月13日水曜日

18年 南海vs朝日 11回戦


10月16日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 1 0 0 2 2 0  0   0   0  5 南海 24勝48敗2分 0.333 清水秀雄 政野岩夫
0 1 4 0 0 0 0 0 0  0   0 1X  6 朝日 37勝31敗6分 0.544 真田重蔵 林安夫

勝利投手 林安夫   19勝10敗
敗戦投手 政野岩夫 0勝2敗

二塁打 (南)鈴木 (朝)中谷、田中、坪内

勝利打点 なし


サヨナラエラーで朝日が激戦を制す

 朝日は2回、先頭の中谷順次が左中間に二塁打、小林章良がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死三塁、田中雅治の右中間二塁打で1点を先制する。

 朝日は3回、先頭の坪内道則がレフト戦に二塁打、森本清三がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死三塁、酒沢政夫の当りはセカンドフライ、これを増田敏が落球して三走坪内が還り2-0、打者走者の酒沢は一気に三塁に進み、中谷が四球を選んで一死一三塁、小林のピッチャーへの内野安打がタイムリーとなって3-0、一死一二塁からダブルスチールを決めて一死二三塁、田中の中犠飛で4-0、二走小林もタッチアップから三塁に進み、早川平一はストレートの四球、野本良雄が左前にタイムリーを放って5-0と大きくリードする。

 南海は4回から反撃開始、先頭の鈴木芳太郎が右中間に二塁打、岡村俊昭は四球を選んで無死一二塁、堀井数男の一ゴロで岡村が二封されて一死一三塁、中野正雄の左犠飛で1点返し1-5とする。

 南海は4回裏の守備から先発の清水秀雄に代えて政野岩夫をマウンドに送る。

 南海は7回、二死後八木進が左前打で出塁、増田の中前打で二死一二塁、トップに返り猪子利男が四球を選んで二死満塁、長谷川善三が中前にタイムリーを放って2-5、鈴木が押出し四球を選んで3-5と詰め寄る。

 南海は8回、堀井、中野の連続四球で無死一二塁、朝日ベンチはここで先発の真田重蔵から林安夫にスイッチ、政野が死球を受けて無死満塁、八木の左犠飛で4-5、増田は捕邪飛に倒れて二死一二塁、トップに返り猪子の代打別所昭の遊ゴロをショート酒沢がエラーする間に二走中野が還って5-5の同点に追い付く。

 南海二番手の政野岩夫は4回から11回までの8イニングを2安打無失点、9回から11回は三者凡退を続ける。

 朝日二番手の林安夫も12回まで2安打無失点。

 朝日は12回裏、先頭の坪内が四球で出塁、森本も四球を選んで無死一二塁、酒沢の投前送りバントをピッチャー政野がファンブル、犠打とエラーが記録されて無死満塁、中谷の遊ゴロを前進守備のショート長谷川がバックホーム、三走坪内は本封、キャッチャー八木は併殺を狙って一塁に送球、しかしこれをファースト中野が逸らす間に二走森本がサヨナラのホームを駆け抜け、朝日が激戦を制す。

 前進守備とは言え、遊ゴロでホームゲッツーが狙えるのか、現場を見ている訳ではありませんが、キャッチャー八木の一塁送球に無理があったかもしれない。何れにしろ、ファースト中野のサヨナラエラーだけが記録として残されている。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿