7月6日 (火) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 4 0 0 0 0 0 0 4 朝日 21勝15敗2分 0.583 林安夫
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 南海 16勝21敗1分 0.432 長沼要男 丸山二三雄
勝利投手 林安夫 11勝7敗
敗戦投手 長沼要男 2勝3敗
二塁打 (朝)坪内
勝利打点 酒沢政夫 1
酒沢政夫決勝打、坪内道則が並列の殊勲者
南海は初回、二死後中野正雄が左前打、堀井数男もレフト線にヒットを放って二死一二塁、しかし八木進は一飛に倒れて先制はならず。
南海は2回、一死後長沼要男が中前打、長谷川善三も中前打、加藤喜作が四球を選んで一死満塁、トップに返り猪子利男の二ゴロの間に三走長沼が還って1点を先制する。
朝日は3回、一死後広田修三の当りは三ゴロ、しかしこれをサード増田敏が一塁に悪送球、原秀雄が四球を選んで一死一二塁、トップに返り坪内道則が左中間に二塁打を放って1-1の同点、酒沢政夫が右前にタイムリーを放って2-1と逆転、南海ベンチはここで先発の長沼要男から丸山二三雄にスイッチ、しかし丸山がボークを犯して三走坪内が還り3-1、中谷順次が中前打を放って一死一三塁、浅原直人の中飛で三走酒沢がタッチアップからスタート、センター猪子からのバックホームはタイミングはアウトであったがキャッチャー八木が落球して4-1とする。記録はエラーで犠飛にはならない。
南海二番手の丸山二三雄は4回に早川平一にバントヒットを許しただけで5回以降朝日打線を無安打に抑えたが味方の反撃はなかった。
林安夫は4安打3四球7三振の完投で11勝目をマークする。
勝利打点は決勝打を放った酒沢政夫に記録され、同点二塁打の坪内道則も「並列の殊勲者」であった。
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