2016年11月20日日曜日

18年 阪神vs阪急 7回戦


7月4日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 0 5 7 阪神 20勝15敗2分 0.571 中原宏 仁科栄三 若林忠志
0 0 4 1 0 0 0 0 0 5 阪急 14勝23敗 0.378 中田武夫 天保義夫


勝利投手 仁科栄三 3勝1敗
敗戦投手 中田武夫 4勝5敗

二塁打 (神)金田、乾、門前 (急)下社、松本、中田

勝利打点 平林栄治 3


平林栄治が決勝打、神ってる

 阪神は景浦将が復帰後初のスタメン出場で三番レフトに入る。

 阪急は6月29日の朝日戦では帰還後2試合目の高橋敏を四番に起用、この日は三木久一がプロ入り初の四番に入る。


 阪神は初回、一死後金田正泰が四球で出塁するが、景浦の三ゴロは「5-4-3」と渡りダブルプレー。


 阪神は2回、先頭の玉置玉一が三塁線にヒット、門前真佐人が左前打、大島武が四球を選んで無死満塁、中原宏の一ゴロの間に三走玉置が還って1点を先制、なお一死二三塁から乾国雄が投前にスクイズを決めて2-0とする。


 阪急は3回、一死後山田伝が四球を選んで出塁、ここでピッチャー中原からの牽制球をファースト大島が逸らす間に山田が快足を飛ばして三塁に進み、上田は二ゴロに倒れるが、下社邦男の左中間二塁打で山田が還り1-2、四番・三木が中前に同点タイムリーを放って2-2、松本利一の右中間二塁打で二死二三塁、阪神ベンチはここで先発の中原から仁科栄三にスイッチ、池田久之の三ゴロをサード玉置がエラーする間に三走三木に続いて二走松本も還って4-2と逆転する。


 阪急は4回、先頭の中村栄がセーフティバントを試みるがピッチャー仁科に捌かれて一塁アウト、仁科は内野手もやるだけあってフィールディングは巧い。トップに返り山田が2打席連続の四球から二盗に成功、上田藤夫の右前タイムリーで5-2と突き放す。


 阪神は3回以降阪急先発の中田武夫に抑え込まれ、3点ビハインドのまま9回を迎える。


 阪神は9回、先頭の玉置が四球を選んで出塁、門前真佐人の左中間二塁打で玉置が還り3-5、御園生崇男が三塁に内野安打、二走門前は動けず無死一二塁、ここで門前が単独三盗を決めて無死一三塁、仁科に代わる代打若林忠志の二ゴロの間に三走門前が還って4-5、乾国雄に代わる代打山口政信が四球を選んで一死一二塁、ピッチャー中田からの二塁牽制が悪送球となって一死二三塁、武智修に代わる代打平林栄治が左前に決勝の2点タイムリーを放ち6-5と逆転、打者走者の平林は送球の間に二塁に進み、更に二塁送球をセカンド上田がエラーする間に三塁に達し、トップに返り上田正の中犠飛で7-5と突き放す。


 仁科の代打に出た若林監督が9回裏の阪急の反撃を三者凡退に抑えて今季初セーブをあげる。


 6月26日の朝日戦でも9回裏にサヨナラ二塁打を放った平林栄治がこの日も9回に決勝打を放つ活躍を見せた。2016年なら「神ってる」の見出しが躍っていることでしょう。「Wikipedia」には「打撃はいまいちであった」などと書かれている(2016年11月20日現在)が、事実と違いますね。




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