2026年9月10日木曜日

22年 阪急vs太陽 13回戦

9月4日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 41勝43敗3分 0.488 野口二郎 
0 1 0 0 0 0 0 0 X 1 太陽 37勝45敗4分 0.451 真田重蔵

勝利投手 真田重蔵 17勝14敗 
敗戦投手 野口二郎 17勝13敗

本塁打 (太)真田重蔵 1

勝利打点(太)真田重蔵 1


野球は一人でも勝てる

 第21節初日、後楽園の第1試合は野口二郎と真田重蔵の先発で午後零時59分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後上田藤夫が三塁に内野安打、二死後野口明は四球を選んで一二塁とするが、田中幸男は二ゴロに倒れて無得点。

 太陽は1回裏、一死後藤井勇が右前打で出塁、森下重好の三ゴロをサード安井鍵太郎がエラー、中谷信夫は遊飛に倒れるが、伊勢川真澄が左前打を放って二死満塁、しかし荒川昇治は三振に倒れて無得点。

 太陽は2回裏、先頭の佐竹一雄が左前打で出塁、打撃好調の松井信勝の当りは痛烈なサードライナー、佐竹が戻れずダブルプレー、二死無走者となったが、真田がレフトスタンドに第1号ホームラン、1点を先制する。

 真田重蔵は5安打2四球2三振で今季4度目の完封、17勝目をマークする。

 8月の月間MVPに輝いた真田重蔵と、投球内容では真田を上回っていた野口二郎の対決は期待通りの投手戦となった。

 真田の本塁打は昭和21年9月8日に後楽園球場で石田光彦から放ったプロ入り第1号以来、通算2本目である。この試合の模様は、2021年8月11日付けブログ「石田光彦最後の投球」をご参照ください。

 試合後のインタビューで真田が「野球は一人でも勝てる」と語ったかは定かではない。この名言は、昭和48年8月30日に江夏が延長11回無安打無得点、自らのサヨナラホームランで決着を付けた直後のインタビューで語ったと伝わるが、実際は江夏の口から出た言葉ではなかったとも言われている。

 「野球は一人でも勝てるか?」の問いに対しては、当ブログは無理でしょうと答える。この試合では、5回にセカンド荒川昇治が一二塁間の難しい当たりを好捕、6回にもショート松井信勝が難しい飛球を好捕するファインプレーに助けられた。江夏の延長11回無安打無得点の試合でも、ショートの藤田平が三遊間を抜けるかという当りを逆シングルで好捕して間一髪アウトにしたプレーを覚えている。阪神対中日戦なので試合中継を見ていたはずはないが、「スポーツニュース」で見たものだと思う。翌日の読売新聞には「貧打の申し子」というようなタイトルで囲み記事が書かれていたと記憶している。当時の記憶なので要確認。今度、横浜市中央図書館で確認してきます。

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