2022年10月5日水曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 13回戦

10月21日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 1 0 2 ゴ軍 39勝57敗1分 0.406 内藤幸三 
1 1 1 0 0 0 2 0 X 5 巨人 57勝34敗2分 0.626 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 18勝5敗 
敗戦投手 内藤幸三 18勝24敗

二塁打 (巨)川上2、多田

勝利打点 なし

猛打賞 (ゴ)内藤幸三 3 (巨)川上哲治 6


山田潔が決勝本盗

 第26節最終日、西宮では巨人とゴールドスターとのダブルヘッダーが行われる。

 第1試合は内藤幸三と藤本英雄の先発で午後零時35分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、一死後山川喜作が四球で出塁、千葉茂の中前打で一死一三塁、川上哲治の中前タイムリーで1点を先制する。

 ゴ軍は2回表、先頭の西沢道夫の当りは三ゴロ、これをサード山川がエラー、清原初男の中前打、内藤の左前打で無死満塁、大友一明の中犠飛で1-1の同点に追い付く。

 巨人は2回裏、先頭の多田文久三が右前打から二盗に成功、藤本は三振、山田潔の投ゴロで二走多田は三塁に走るが、内藤がサード清原に送球してタッチアウト、トップに返り呉新亨の右前打で山田は三塁に進んで二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて2-1と勝ち越す。

 巨人は3回裏、先頭の千葉の当りは二ゴロ、セカンド大友からの送球をファースト西沢道夫が落球、川上の左中間二塁打で無死二三塁、黒沢俊夫は三振に倒れるが、中島治康監督が左前にタイムリーを放ち3-1とする。

 巨人は7回裏、先頭の呉新亨が左前打で出塁すると、山川の二ゴロで二進、千葉の遊ゴロで三進して二死三塁、川上が右越えにタイムリー二塁打を放ち4-1、黒沢の三遊間ヒットで二死一三塁、中島がライト戦にタイムリーを放ち5-1と突き放す。

 ゴ軍は8回表、先頭の酒沢政夫の当りは三ゴロ、これをサード山川が一塁に悪送球して打者走者の酒沢は二塁に進み、坪内道則監督の遊ゴロを今度はショート山田がエラーして無死一三塁、西沢の遊ゴロ併殺の間に三走酒沢が還って2-5とするが反撃もここまで。

 藤本英雄は9安打を打たれながら10三振を奪う力投で18勝目をマークする。

 中島監督は何故昨日のグ軍戦に藤本を使わなかったのか。このまま巨人が優勝を逃すことになったら、中島監督の弱気の采配が原因であったと言える。

 巨人は勝ったとは言え内野陣が4失策。首位グ軍を追うには心許ない。
 

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