2022年10月8日土曜日

21年 中部日本vsタイガース 14回戦

10月21日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 1 0 7 9 中部 38勝56敗3分 0.404 清水秀雄 久野勝美
2 0 1 0 2 0 0 1 0 6 タ軍 55勝42敗 0.567 御園生崇男 渡辺誠太郎 藤村富美男 若林忠志

勝利投手 清水秀雄       1勝0敗 (今季通算9勝2敗)
敗戦投手 渡辺誠太郎 10勝12敗 
セーブ  久野勝美    1

二塁打 (中)杉浦 (タ)藤村、本堂2、宮崎
三塁打 (中)小鶴

勝利打点(中)古川清蔵 5

猛打賞 (タ)富樫淳 4


タ軍、4点リードを守り切れず惨敗

 後楽園の第1試合は清水秀雄と御園生崇男の先発で午後2時丁度、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、一死後金田正泰がバントヒットで出塁、二死後藤村富美男監督が右中間にタイムリー二塁打を放ち1点を先制、土井垣武も中前タイムリーで続いて2-0と幸先よくリードする。

 タ軍は3回裏、先頭の呉昌征が左前打で出塁、一死後本堂保次が三塁線を破る二塁打を放って二三塁、藤村の三ゴロの間に三走呉が還って3-0とする。

 中部は4回表、一死後小鶴誠が右中間に三塁打、杉浦清監督の中前タイムリーで1点返して1-3とする。

 タ軍は5回裏、先頭の金田の当りは二ゴロ、これをセカンド金山次郎がエラー、本堂が左中間にタイムリー二塁打を放ち4-1、二死後宮崎剛の右前タイムリーで5-1と突き放す。

 中部は7回表、先頭の杉浦がレフト線に二塁打、一死後藤原鉄之助の左前打で一三塁、清水の一ゴロの間に三走杉浦が還って2-5と追い上げる。

 タ軍は8回裏、先頭の宮崎が三塁線を破る二塁打、富樫淳に代わる代打山口政信の二ゴロが進塁打となって一死三塁、御園生の左前タイムリーで6-2と再度突き放し勝負あったかに見えたが・・・。

 中部は9回表、突然コントロールを乱した御園生から杉浦がストレートの四球を選んで出塁、加藤正二に代わる代打笠石徳五郎もストレートの四球で無死一二塁、藤原の中前打で無死満塁、タ軍ベンチはここで御園生から渡辺誠太郎にスイッチ、しかし渡辺もストライクが入らず清水に代わる代打大沢清が押出し四球を選んで3-6、三村も押出し四球で4-6、タ軍は渡辺を下げて藤村がマウンドに上がるが、石田政良に代わる代打服部受弘の三ゴロを藤村に代わってファーストからサードに回った本堂がエラーして三走藤原が還り5-6、藤村もストライクが入らず金山が押出し四球を選んで6-6の同点に追い付き、古川清蔵が左前に逆転の2点タイムリーを放ち8-6と試合をひっくり返し、タ軍は遂に四番手として若林忠志を投入、金山、古川が重盗を決めて無死二三塁、小鶴は三振、杉浦は一邪飛に倒れて二死二三塁、笠石がこの回2個目の四球を選んで二死満塁、藤原も押出し四球を選んで9-6とする。

 2試合連続先発の清水秀雄は8回を投げて12安打を浴びるが、味方の大逆転で中部移籍後初勝利をあげる。グ軍時代との今季通算成績は9勝2敗となる。


 最終回好リリーフの久野勝美もプロ入り初セーブをマーク。

 タ軍は8回までの4点リードを守り切れず惨敗。最終回は4投手が与四球7個、うち押出し四球が4個。これでは勝てない。

0 件のコメント:

コメントを投稿