0 0 3 1 0 0 2 0 1 7 タ軍 51勝38敗 0.573 藤村富美男
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 中部 33勝51敗3分 0.393 久野勝美 松尾幸造
藤村富美男 12勝1敗
久野勝美 2勝3敗
二塁打 (タ)本堂、呉昌征
三塁打 (中)松尾
本塁打 (タ)藤村富美男 4号
勝利打点(タ)本堂保次 8
猛打賞 (タ)呉昌征 7、土井垣武(4安打)8
藤村富美男、完投で12勝目
後楽園の第2試合は藤村富美男監督と久野勝美の先発で午後3時3分、島球審の右手が上がりプレイボール。
タ軍は初回、一死後金田の四球と土井垣の中前打で一二塁、キャッチャー藤原の二塁牽制悪送球で一死二三塁のチャンスを作るが、本堂は遊飛、藤村は一ゴロに倒れて無得点。
中部は初回、こちらも一死後金山、古川の連打で一二塁とするが、小鶴と杉浦清監督が連続三振で無得点。
タ軍は2回表、一死後宮崎剛が一塁線にバントするとファースト小鶴がエラー、山口政信の中前打で一死一二塁、しかし長谷川善三の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。
中部は2回裏、加藤、藤原が連続四球で無死一二塁、しかし久野の一塁線送りバントをファースト渡辺誠太郎が三塁に送球して二走加藤は三封、続く三村の投ゴロも藤村がサード本堂に送球して二走藤原は三封、トップに返り岩本章は三振に倒れて無得点。
タ軍は3回表、先頭の呉昌征が右前打で出塁、金田の二ゴロで呉は二進、土井垣の三遊間ヒットで一三塁とするが土井垣が盗塁失敗で二死三塁、本堂が右中間に先制のタイムリー二塁打を放ち1-0、続く藤村がレフトスタンドに第4号ツーランを叩き込んで3-0とリードする。
中部は3回裏、先頭の金山が四球で出塁するが、古川の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。
中部は4回から先発の久野に代えて松尾幸造をマウンドに送る。
タ軍は4回表、先頭の宮崎の当りは三ゴロ、これをサード三村がエラー、一死後長谷川は四球、トップに返り呉の投ゴロを松尾がエラーして一死満塁、金田の一ゴロの間に三走宮崎が還って4-0とする。
中部は4回裏、一死後加藤が左前打で出塁するが、藤原のセカンドライナーに加藤が戻れずダブルプレー。
中部は5回裏、先頭の松尾が中越えに三塁打、三村は四球を選んで一三塁、トップに返り岩本の遊ゴロで三村が二封される間に三走松尾が還って1-4とする。
タ軍は7回表、先頭の呉がレフト線に二塁打、金田の投ゴロを又も松尾がエラー、土井垣の右前タイムリーで5-1、金田は三塁に進み、一死後藤村の左犠飛で6-1と突き放す。
タ軍は9回表、先頭の呉が左前打で出塁、一死後土井垣の中前打で呉は三進、本堂の遊ゴロの間に呉が還って7-1とする。
藤村富美男監督は9安打5四球7三振で完投、12勝目をマークする。藤村は投手としても通算34勝をあげるが、シーズン二桁勝利はこの年だけである。
中部守備陣は5失策。松尾幸造は代わった直後の三村のエラーでリズムに乗れず自らも2失策、鬱憤を晴らすかのように打っては2打数2安打三塁打1本であった。
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