2022年4月28日木曜日

21年 セネタースvs阪急 13回戦

10月5日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 4 0 0 0 1 7 セ軍 40勝47敗 0.460 白木義一郎
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 阪急 45勝47敗1分 0.489 天保義夫 今西錬太郎

勝利投手 白木義一郎 24勝16敗 
敗戦投手 天保義夫    10勝10敗

二塁打 (セ)長持、鈴木 飯島 

勝利打点(セ)大下弘 8


白木、ハーラー独走の24勝目

 西宮の第2試合は白木義一郎と天保義夫の先発で午後2時53分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、二死後飯島が中前打で出塁すると二盗に成功、大下のライト線タイムリーで1点を先制する。

 阪急は2回裏、先頭の野口二郎が右前打で出塁、野口はこれで20試合連続安打を記録、野口明の三ゴロをサード根津弘司がエラー、坂井豊司の三塁内野安打で無死満塁、しかし日比野、荒木茂が連続三振で二死満塁、天保の打席で熊耳がパスボールを犯して1-1の同点とする。

 セ軍は3回表、先頭の大沢喜好の打球は一ゴロ、これをファースト野口明がエラー、二死後飯島がストレートの四球を選んで一二塁、大下が又もライト線にタイムリーを放ち2-1とリードする。

 セ軍は5回表、先頭の大沢が四球で出塁、トップに返り鈴木清一は二前にプッシュバント、犠打となって一死二塁、一言多十が右前打から二盗を決めて一死二三塁、飯島の左犠飛で3-1、キャッチャー日比野の二塁牽制が悪送球となって二死三塁、大下は四球から二盗を決めて二死二三塁、白木の右前タイムリーで4-1、熊耳の中前タイムリーで5-1、阪急ベンチはここで先発の天保から今西錬太郎にスイッチ、長持の右中間タイムリー二塁打でこの回4点、6-1と大きくリードする。

 セ軍は9回表、先頭の鈴木の当りは遊ゴロ、これをショート上田が一塁に悪送球、一言の投ゴロでランナーが入れ替わり、飯島が右中間にタイムリー二塁打を放ち7-1と突き放す。

 白木義一郎は5安打1四球3三振、自責点ゼロの完投で24勝目をマーク、最多勝に向けてばく進する。

 強打の飯島と大下が盗塁を決めた。

 飯島は今季9個目の盗塁でこの年は11個まで伸ばす。キャリアで2度のシーズン二桁盗塁を記録することとなる。

 大下は今季15個目の盗塁。大下はルーキーシーズンから5年連続シーズン二桁盗塁を記録することとなる。足の速いホームランバッターという点で大谷と共通する。

 この勝利でセ軍は四位阪急に2.5ゲーム差と迫り、Aクラス入りが見えてきた。

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