2023年9月18日月曜日

22年 東急vs阪急 3回戦

5月4日 (日) 後楽園 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0  0  1 東急 6勝5敗 0.545 白木義一郎
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 2 阪急 2勝8敗 0.200 今西錬太郎 天保義夫

勝利投手 天保義夫    1勝4敗 
敗戦投手 白木義一郎 2勝3敗

二塁打 (東)清水 (急)山田、青田

勝利打点(急)青田昇 2

猛打賞 (急)下社邦男 1


阪急、青田のサヨナラ打で連敗脱出

 第3節2日目、後楽園の第1試合は白木義一郎と今西錬太郎の先発で午後零時5分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 東急は初回、二死後飯島滋弥が四球で出塁、大下弘は右前打、長持栄吉は中前打で二死満塁、しかし白木は二ゴロに倒れて無得点。

 阪急は1回裏、先頭の田中幸男がいきなり初球をデッドボール、上田藤夫も死球を受けて無死一二塁、青田昇の投ゴロで上田が二封されて一死一三塁、野口明が中前にタイムリーを放ち1点を先制する。

 5回まで7残塁で無得点の東急は6回表、一死後熊耳武彦がストレートの四球で出塁、横沢七郎が中前打で続いて無死一二塁、清水喜一郎に代わる代打黒尾重明がライト線にタイムリーを放ち1-1の同点とする。阪急ベンチはここで今西から天保義夫にスイッチ、後続を抑える。

 阪急は9回裏、先頭の下社邦男が左前打で出塁、天保の投前送りバントは当りが強すぎて「1-6-3」と渡るゲッツー、山田伝のセーフティバントも失敗して無得点。

 阪急は10回裏、一死後上田が四球を選んで出塁、ここで青田が左中間を深々と破り上田が一塁から一気にサヨナラのホームを駆け抜ける。

 阪急は今西-天保両エースの継投で連敗脱出。7連敗目の中日戦から試合ぶりが変わっていたが、青田の一振りで8連敗を免れた。ようやく「ベアーズ」から「ブレーブス」にチーム名を変更した効果が出たのである。

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