8月6日 (日) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 3 0 0 3 0 0 0 7 産業 11勝18敗1分 0.379 森井茂
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 14勝11敗1分 0.560 天保義夫 木暮英路
勝利投手 森井茂 6勝11敗
敗戦投手 天保義夫 3勝3敗
三塁打 (産)金山
本塁打 (産)小坂 1号
勝利打点 なし
森井茂、無四球完封
いよいよ戦前最終月に突入。8月6日の時点で、夏季リーグ戦を最後に秋季リーグ戦が中止されると決定していたかどうかは不明。
産業は2回、先頭の藤原鉄之助が四球を選んで出塁、野口正明の投ゴロの間に藤原は二進、井上嘉弘が三塁に内野安打、これをサード坂井豊司が間に合わない一塁に投げて悪送球、二走藤原が一気に生還して1点を先制する。
産業は3回、先頭の小坂三郎が中前打で出塁、松尾幸造も右前打で続いて無死一二塁、加藤正二の中前打で無死満塁、金山次郎の遊ゴロで加藤が二封される間に三走小坂が還って2-0、金山が二盗を決めて一死一三塁、藤原が左前に2点タイムリーを放って4-0とリードする。
産業は6回、二死後須原武志が三塁にヒット、森井茂はストレートの四球で二死一二塁、、トップに返り小坂がレフトスタンドにスリーランホームランを叩き込んで試合を決定付ける。
森井茂は3安打無四球2三振、98球で今季2度目の完封、6勝目をマークする。
阪急は7回に坂田清春と野口明の連打があったが得点には結びつかず、8回には坂井がライトライナー、9回にも遠山晴富と山田伝が連続レフトラーナーと、終盤になって森井のスローカーブにタイミングが合ってきたが打ち崩すまでには至らなかった。
森井茂は初回に1安打、7回に2安打を打たれたのみで残りの7イニングを三者凡退に抑え込んだ。
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