2017年11月28日火曜日

18年 西鉄vs朝日 11回戦


10月30日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
1 0 1 0 1 0 0 0 0  0   0   0  3 西鉄 35勝35敗8分 0.500 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 3 0  0   0   0  3 朝日 41勝33敗7分 0.554 林安夫 内藤幸三 真田重蔵

二塁打 (西)野口明、農人、鵜飼、中村信一
三塁打 (朝)内藤

勝利打点 なし

猛打賞 (朝)坪内道則 5、森本清三 3


野口二郎vs朝日三本柱の投げ合い

 西鉄は野口二郎、朝日は林安夫が先発。

 野口二郎はここまで先発した4試合で全て完封勝利を飾っており、10月16日の大和戦でリリーフして2失点した以降は、現在34イニングス連続無失点を継続中。

 一方、朝日投手陣は、10月24日の大和戦で林安夫、26日の阪神戦で内藤幸三、28日の大和戦で真田重蔵と3本柱が3試合連続完封を継続中。

 西鉄は初回、先頭の中村信一が四球を選んで出塁、濃人渉はレフトライナーに倒れるが、野口二郎の三ゴロの間に一走中村は二進、野口明の右中間二塁打で1点を先制する。

 西鉄は3回、先頭の濃人がレフト戦に二塁打、野口二郎の当りはショートライナー、二走濃人が飛び出したのを見てショート酒沢政夫が二塁に送球するが、これが悪送球となって濃人は三塁に進み、野口明は歩かされて一死一三塁、黒沢俊夫の一ゴロで三走濃人がホームに突っ込み、ファースト森本清三がバックホームするがセーフ、野選が記録されて2-0とする。

 朝日は4回から先発の林安夫を下げて二番手として内藤幸三をリリーフのマウンドに上げる。

 西鉄は5回、野口明、黒沢が連続四球、富松信彦は三振、中村民雄は中飛に倒れて二死一二塁、鵜飼勉の三ゴロをサード中谷順次がエラーする間に二走野口明がホームに還り3-0とリードを広げる。

 西鉄先発の野口二郎は7回まで7安打を許すが無失点。連続無失点記録を41イニングスまで伸ばした。

 朝日は8回、一死後内藤が右越えに三塁打、トップに返り坪内道則が左前にタイムリーを放ち1-3、森本清三が三塁線にバントヒット、黒沢の右飛で二走坪内がタッチアップから三進して二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて2-3、このコンビでの一三塁からの重盗は10月3日巨人戦以来今季二度目のこと、二死二塁から中谷が中前に同点タイムリーを放って3-3と追い付く。

 野口二郎はランナーを出しながらも9回以降朝日を無失点に抑え、朝日は10回から三番手の真田重蔵を注ぎ込んで12回まで無失点、結局延長12回引き分く。

 野口二郎は13安打4四球1三振で12回を完投、朝日三本柱との投げ合いが延々と続いた。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿