2021年10月31日日曜日

21年 ゴールドスターvsグレートリング 11回戦

9月19日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 ゴ軍 30勝45敗1分 0.400 江田孝 
0 0 0 4 0 0 1 0 X 5 グ軍 51勝29敗1分 0.638 別所昭

勝利投手 別所昭 13勝9敗 
敗戦投手 江田孝   2勝10敗

二塁打 (ゴ)坪内、西沢

勝利打点 (グ)別所昭 5


別所昭、リアル二刀流

 第22節初日、西宮の第1試合は江田孝と別所昭の先発で午後1時2分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。この試合は杉村、金政の二氏審判で行われる。

 ゴ軍は初回、一死後大友の当りは遊ゴロ、これをショート宮崎仁郎が一塁に悪送球、酒沢の中前打で一死一二塁、しかし坪内は一邪飛、西沢は三直に倒れて無得点。

 ゴ軍は4回表、先頭の坪内がレフト線に二塁打、二死後パスボールで坪内は三塁に進むが、辻功は遊ゴロに倒れて無得点。

 3回までグ軍はチャンスらしいチャンスも無く、序盤はゴ軍有利に進むが4回裏に流れが変わった。

 グ軍は4回裏、先頭の河西の当りは三ゴロ、これをサード中村信一はエラー、河西はすかさず二盗を決め、一死後山本一人監督はストレートの四球、堀井のレフト線ヒットで一死満塁、ここで別所が左前に2点タイムリーを放ち2-0、一死一三塁となって筒井の遊ゴロで三走堀井がホームに突っ込み、ショート酒沢がバックホームするがセーフ、しかも悪送球で野選とエラーが記録されて3-0、一死二三塁から阪本政数は投ゴロに倒れて二死二三塁、宮崎が右前にタイムリーを放ち4-0とする。

 グ軍は7回裏、先頭の田川が四球を選んで出塁、山本の中前打で無死一二塁、堀井の二ゴロで山本が二封されて一死一三塁、別所の遊ゴロ併殺崩れの間に三走田川が還って5-0とする。

 ゴ軍は最終回、先頭の坪内が四球を選んで出塁、西沢の中前打で坪内は三塁に進み無死一三塁、早川平一に代わる代打内藤幸三の遊ゴロ併殺の間に三走坪内が還って1点返すが、最後は辻功が三振に倒れてゲームセット。

 別所昭は6安打2四球5三振の完投で13勝目をマークする。一塁手としても出場する別所は5個目の勝利打点を記録、本日は投げて打ってのリアル二刀流であった。

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